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地理学ゼミ お取り寄せ報告会&実食会(2024年度前期)

地理学ゼミでは、地域文化演習Ⅰを履修する2回生と教員が地域の名物のことを研究し、取り寄せてゼミ生全員で実際に食べるという取り組みを続けてきました。メニューは教員が指定するのではなく学生コンペで決めます。2024年度前期のメインディッシュは兵庫県の但馬牛、デザートは長野県のシャインマスカットです。

 

研究成果として、世間に名だたる神戸ビーフの安定供給は但馬牛の増頭と品質堅持が条件であること、また、長野県と岡山県などが見せる食用白色系ブドウ=マスカットの産地間競争について報告されました。その後は実食会。但馬牛の焼肉(白米持ち込みOK)と長野産シャインマスカットが瞬く間になくなりました。

 

後期のメニューもお楽しみに。(塚本礼仁)

 

写真1 研究成果の報告

写真2 但馬牛

写真3 シャインマスカット


オープンキャンパスが開催されました。

7月20日(土)・21日(日)にオープンキャンパスが開催されました。

 

地域文化学科では、学科紹介・入試説明会、学生の研究発表、模擬授業などを行いました。加えて体験コーナーでは、勾玉製作、CGによる古民家復原、デジタルマッピング、くずし字を用いたしおり製作など、地域文化学科での学びを楽しく知ることのできる企画を行いました。

 

このほか、近江の民俗に関する展示や、滋賀県文化財保護協会のご協力による勾玉の実物展示も行いました。

 

炎天下にも関わらず、大変たくさんのかたにご来場いただくことができました。ご協力いただきましたみなさまに感謝申し上げます。

教員一同、みなさまのご入学を心よりお待ちしております。

 

写真1 メイン会場の様子


写真2 模擬授業の様子


写真3 体験コーナーの様子

 


稲枝北小学校で発掘調査の出前授業をおこないました

滋賀県立大学地域文化学科の考古学ゼミでは、彦根市文化財課と協力して、同市荒神山に所在する古墳(荒神山A支群1号墳)の発掘調査に取り組んでいます。この調査では、遺跡の学術的な価値を探るだけでなく、調査によってわかった古墳の実態を地元へと広く普及し、地域資源として活用していくということにも取り組んでいます。その一環として、調査に参加した本学の学生たちが主体となって、地元の稲枝北小学校の6年生に古墳の調査に関する出前授業をさせていただきました。

 

歴史の授業で古墳について学んだばかりだという児童のみなさんは古墳についてなかなかに詳しく、授業をする側の学生たちもびっくりでした。実際に出土した土器や古銭をみてもらいながら、近くの荒神山の歴史を感じてもらいました。出前授業に参加したみなさんの中から、未来の考古学者が生まれてくれたら、とても素敵です。

 

写真1:授業の風景

写真2:出土品の観察