6月3日に滋賀県立美術館、佐川美術館に見学に行きました
美術史のゼミとプレゼミ、そして「美術史実習」という授業の履修者で、滋賀県立美術館の「小倉遊亀と日本美術院の画家たち」展、佐川美術館の「生誕100年 山下清」展に行きました。
滋賀県立美術館では、田野葉月学芸員に、画家たちが目指したことや絵を見るポイントを解説していただき、菱田春草や速水御舟ら、そして小倉遊亀の作品を見ていきました。詳しく説明してくださったので、表現の巧みな技法やその意味も考えながら見ることができました。
佐川美術館では、山下清の生涯にわたる作品200点ほどの展示を、それぞれがじっくり見ていきました。
オリジナルの作品(実物)を前にすると、表現の巧みな様や質感、色彩等を直接感じとることができ、印刷物を通してではわからないものを受け止めることができます。見学後の授業では、それぞれが作品を前に自ら発見し感じ取ったことを発表し合いました。お互いの話を聞くとなるほどと思えることばかりで、作品の鑑賞体験をさらに深め合うことができました。(亀井)