オープンキャンパス2016が盛況のうちに終了
7/23-24のオープンキャンパスでは、地域文化学科学生による研究発表、模擬講義、そして学科説明会に、県内外の高校生から地域の方々まで、実に多くの方にご来場いただきました。私たちが滋賀県の歴史や文化を題材に教育・研究を行っていることをご存知の方も多く、地域に親しむ学科として根ざしていることを改めて確認した次第です。ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。(横田祥子)
7/23-24のオープンキャンパスでは、地域文化学科学生による研究発表、模擬講義、そして学科説明会に、県内外の高校生から地域の方々まで、実に多くの方にご来場いただきました。私たちが滋賀県の歴史や文化を題材に教育・研究を行っていることをご存知の方も多く、地域に親しむ学科として根ざしていることを改めて確認した次第です。ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。(横田祥子)
今年の社会調査実習では、10月29日(土)・30日(日)に長浜市で行われる地域伝統芸能全国大会「日本の祭り inながはま」に出演する、滋賀県内の民俗芸能の調査を行っています。7月20日(水)は長浜市富田町の人形浄瑠璃、冨田人形の調査を学生たちが行いました。練習を見学し、伝承組織や会館・人形・衣装の整備や技能の伝承についての聞き取りを行いました。夏休みには学生たちが、県内のあちこちに調査に出向く予定です。(武田俊輔)
7月14日、平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した亀井若菜准教授(日本美術史)による受賞記念公開セミナーが、本学において開催されました。受賞対象となった『語りだす絵巻』の分析対象のうち、「粉河寺縁起絵巻」が取り上げられ、約80名の聴衆は、中世絵巻の世界に引き込まれていました。(中井均・東幸代)
本学科では、博物館学芸員の資格取得が可能です。その必修科目の一つとして、「博物館実習」があり、4回生の前期間、学内施設で実習をおこないます。写真は、 6月27日に実施した古文書実習時のものです。本学所蔵の古文書の読解に取り組みました。その後、これらの古文書に、文書番号を記したラベルを貼付しました。(東幸代・市川秀之)
7月18日、ビバシティ彦根で開催された「第10回博物館夏祭り」に、学生らとともに参加してきました。近江楽座「スチューデント・キュレイターズ」のメンバーは、子供さんらとともに古民家のペーパークラフトを楽しみました。また、博物館学関係の授業を履修している学生らは、ボランティアとして各博物館のお手伝いにいそしみました。(市川秀之・東幸代)
7月16日、市川ゼミ・横田ゼミで京都祇園祭りの宵山見学をおこないました。最初に八坂神社を見学し、途中弓矢町で祇園祭りとゆかりの深い甲冑を拝見しました。京都は大変な人手でしたが、いくつもの山鉾や綾傘をゆっくりと見て回りました。(市川秀之・横田祥子)
先月、2回生の授業「地域文化演習Ⅰ」の学外実習で、彦根市七曲がり地区の町なみを見学しました。七曲がり地区は、江戸時代、仏壇を作る職人が集住していた地域ですが、現在、その名残ともいえる町家が建ち並ぶ景観の中には、「土戸」を持っていた痕跡のある町家を多く見ることができました。この土戸は江戸時代における「防火シャッター」のようなもので、通常は収納されていますが、近隣で火事があると、庇空間のところに出てきて、町家に燃えうつらないようにしていたそうです。彦根には、まだそのような貴重な町家が残っています(濱崎・石川)。
考古学実習は毎年20名前後が受講するため、2班に分けて実習Ⅰ(中井)とⅡ(定森)を同時に実施しています。実習Ⅱで行うのは、水準測量、平板測量、グリッド設定、写真撮影、デジタルトレースです。水準測量は、レベルという測量機器で海抜を求めたり、海抜の移動をしたりします。平板測量は、学内の築山の等高線を図化する実習です。写真撮影は、絞りとシャッタースピード、被写界深度などを実際に体得します。グリッド設定はセオドライトという測量機器で方形区画を作ります。デジタルトレースはイラストレーターを使用してコンピューターで平板測量図を製図していきます。(定森秀夫)