環琵琶湖文化論実習のオリエンテーションが開催されました

6月13日(月)に、環琵琶湖文化論実習(以下、環琵)のオリエンテーションが開催されました。

環琵は、本学科を代表するフィールドワーク系の実習科目であり、1回生配当の授業として60名の学生が3つの班に分かれて学びます。

当日のオリエンテーションでは、各班の教員から実習のコンセプトや学外実習のルート案が示され、学生たちは、これらの情報を参考にして、配属の希望票を提出しました。

6月21日(火)から本格的にスタートした授業では、特に8月に予定している学外実習に向けて、各班が事前学習に取り組んでいます。(萩原)

写真1:環琵のオリエンテーション(会場風景)

写真2:各教員からのルート案の説明


博物館実習・県大ミニ博物館

5月23日から6月20日の間、地域文化学科の4回生が例年半数以上をしめる博物館実習で、県大ミニ博物館の展示をおこないました。

この展示は受講生が4班にわかれ、展示品やパネル、キャプション、ポスターなどを作成し、交流センターや多賀町立博物館で実際の展示作業をおこなうものです。

今年は「髪からとく暮らし」「古今東西貨幣」「びわ湖グラス」「光にあつまる虫のナゾ」の4テーマをそれぞれの会場で2週間ずつ展示しました。

実際の展示制作を通じて、学芸員の仕事の大変さや楽しさを学習しました。(市川)

 

写真1:実習の様子1

写真2:実習の様子2


滋賀県立大学未来人財奨励賞授賞式

6月21日(火)、令和4年度の滋賀県立大学未来人財奨励賞の表彰式が行われました。この賞は、各学科の2~4回生のうち、昨年度1年間の成績が優秀であった学生に与えられます。式典では学生に表彰状と副賞の盾が贈呈され、学長から祝辞が送られました。

 

コロナ禍にもめげずに勉強に励み、優秀な成績を収められたことは、本当に立派なことだと思います。受賞されたみなさんのますますの活躍を期待しています。(高木)

写真1 式典の様子

 

(写真2)本学科の受賞者と京樂学部長


第1回大学院説明会を実施しました

人間文化学研究科地域文化学専攻では、2022年5月31日、第1回大学院説明会を実施し、学内から11名の参加がありました。

 

説明会では、大学院進学後の研究や修了後の進路について説明を行い、参加者は熱心に質問をしていました。大学院に進学することで開かれるキャリアパスについて、理解を深めてもらう良い機会になったと思います。

 

今回は学内者に限って説明会を実施しましたが、次回は学外向けに説明会を行います。詳細は近日中にお知らせいたします。(横田)

 

説明会の様子①

説明会の様子②

説明会の様子③


歴史的町並みでの学外講義

先日、大学院授業「環琵琶湖保存修景計画論」において、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている滋賀県東近江市五個荘金堂地区(写真1)で、学外講義を行いました。この授業では、滋賀県内と滋賀県外に分けて、歴史的町並み・集落の保存修景を含めた町並み整備の在り方について学ぶことを目標としています。

 

今回訪れた五個荘金堂地区については事前の授業で報告書を読みながら学習し、当日は公開されている五個荘商人屋敷(写真2)や地区内を散策しながら講義を行いました。受講生の大学院生は、建築が専門ではありませんでしたが、こちらの説明に対して熱心に質問したりしながら理解を深めてくれたようです(写真3)。講義は、次回以降、滋賀県外の歴史的町並み・集落を対象に、学習を進める予定です。(石川)

 

写真1:五個荘金堂地区の町並み

 

写真2:公開されている五個荘商人屋敷(外村繁邸)

 

写真3:五個荘金堂地区内にある舟板を腰壁板に利用した土蔵