歴史的町並みでの学外講義

先日、大学院授業「環琵琶湖保存修景計画論」において、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている滋賀県東近江市五個荘金堂地区(写真1)で、学外講義を行いました。この授業では、滋賀県内と滋賀県外に分けて、歴史的町並み・集落の保存修景を含めた町並み整備の在り方について学ぶことを目標としています。

 

今回訪れた五個荘金堂地区については事前の授業で報告書を読みながら学習し、当日は公開されている五個荘商人屋敷(写真2)や地区内を散策しながら講義を行いました。受講生の大学院生は、建築が専門ではありませんでしたが、こちらの説明に対して熱心に質問したりしながら理解を深めてくれたようです(写真3)。講義は、次回以降、滋賀県外の歴史的町並み・集落を対象に、学習を進める予定です。(石川)

 

写真1:五個荘金堂地区の町並み

 

写真2:公開されている五個荘商人屋敷(外村繁邸)

 

写真3:五個荘金堂地区内にある舟板を腰壁板に利用した土蔵