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海外研修@韓国と荒神山古墳現地説明会

 年度末、年度初めの考古学専攻は大忙しです。

 年度末には隔年で韓国と中国への海外研修を開催していますが、今年は3月26日から30日にかけて、韓国南部を中心に回りました。名将加藤清正が設計した蔚山倭城(うるさんわじょう)や、世界遺産に登録されている海印寺大蔵経板殿、木浦の国立海洋遺産研究所など、それぞれ学生の研究テーマと関連する場所を巡り知見を深めました。

 帰国してからまもなくの4月12日には、毎年3月に発掘調査を行っている荒神山古墳群の現地説明会を彦根市さんと共同で開催しました。当日は好天に恵まれ、90名前後のご参加をいただき盛会のうちに終えることができました。荒神山古墳群の発掘調査も3年目に入りましたが、まだまだ実態を明らかにできておらず、調査を継続していく予定です。

 慌ただしくも楽しい季節、次は6月22日に「彦根考古学ミーティング」を開催します。ぜひ皆さんも参加してくださいね!(佐藤亜聖)

【写真1】韓国研修 国立海洋遺産研究所にて

 

【写真2】荒神山古墳群現地説明会風景


地域文化学科へようこそ

 2025年4月4日、滋賀県立大学の入学式がおこなわれ、地域文化学科は60名の新入生を迎え入れました。4月になったとはいえ寒風が吹き(滋賀県北部ではありがち)、キャンパスの桜もまだつぼみばかりですが、地域文化学科にとって新入生は春風です。改めまして、ご入学おめでとうございます。

   「学びは、フィールドにある。」(当HPトップより)

 これは地域文化学科の看板です。新入生は早速、いろいろな授業を通してこの世界に足を踏み入れていきます。ただし、ひとり丸腰でというのではありません。経験豊富な教員一同がサポートします。元気に頑張っていきましょう。    (塚本礼仁)

【写真1】学科別新入生オリエンテーション2025

【写真2】キャンパスツアー2025


2024年度 卒業式 & 謝恩会

 滋賀県立大学の卒業式は、今年も3月20日に行われました。前日までは季節外れの寒さに見舞われましたが、卒業式当日は快晴に恵まれました。大学全体の式の後、学科による卒業式で卒業証書の授与が行われましたが、晴れやかな笑顔で証書を受け取る4回生の姿が印象的でした。

 その後、場所を変えて、学科の謝恩会が行われました。以前は、卒業式後の謝恩会までが年度末における学科の恒例行事だったのですが、コロナ禍のためにここ5年間はありませんでした。今回、6年ぶりに行われることになり、教員としてはいろいろな意味でとても感慨深いものとなりました。謝恩会を計画してくださった学生有志のみなさん、ありがとうございました。

 4月からは、それぞれに新しい環境でのスタートとなりますが、卒業されたみなさんの今後のご活躍をお祈りしています。(石川)

 

【写真1】学科卒業式の様子

【写真2】学科卒業式・集合写真

【写真3】学科謝恩会の様子

【写真4】謝恩会の景品である著書にサインする櫻井先生

【写真5】学科謝恩会・集合写真