賀茂御祖神社の拝観
日本古代史ゼミは、賀茂御祖神社(下鴨神社)の解説付き見学という、京都の歴史を学ぶ貴重な機会を頂戴しました。雨が降る中、神妙な面持ちのゼミ生達と共に、静かな参道を歩いて向かいます。
まず、参集殿にて、友田重臣宮司より、下鴨神社の歴史や本殿の建築様式などについての解説をしていただきました。その中で、下鴨神社の境内を「バチカン」に例えておられたのが面白く、印象に残りました。
そして、本殿などの拝観に移り、現地では新木直安禰宜(ねぎ)が熱のこもった説明をしてくださいました。国宝の本殿が切妻平入りで、屋根の長さが前後で違う流れ造り(ながれづくり)なのだと、少し離れたところからでも確認することが出来ました。
三井神社に続いて拝観した大炊殿には、丁度、近江八幡市の神社から奉納された稲があり、下鴨神社と近江(滋賀県)との長く、深い縁を感じました。
令和18(2036)年に行われる式年遷宮の準備がもう始まっていることなども教えていただき、観光だけではわからない詳しい歴史と深い文化を知ることが出来ました。ゼミ生達が、今日の学びをこれからの研究に活かしてくれることに期待します。幾多の戦乱や自然災害による被害を乗り越えてきた下鴨神社の歴史をうかがい、平安時代研究を専門とする教員も、文化財保存の重要性をしっかりと心に刻みました。
御世話になりました友田重臣宮司、新木直安禰宜に心からの感謝を申し上げます。そして、仲介してくれたゼミ生さん、ありがとう。
解散した後、教員はあらためて本殿に参拝し、ゼミ4回生が卒論をしっかりと書き上げて、全員が無事に卒業できますように、と祈りを捧げました。 (京樂真帆子)
写真1:鳥居の前で
写真2:参集殿での友田重臣宮司の解説
写真3:楼門での新木直安禰宜の解説