鮓(すし)切り祭りの見学

5月5日、学生たちとともに、下新川神社(守山市幸津川)の鮓切り祭り(国選択無形民俗文化財)を見学しました。若者2人が真魚箸と包丁を巧みに用い、鮒鮓に一切触れることなく動作を揃えて鮓切りをおこなう神事で、「奇祭」とも言われます。当日、氏子の方が準備の段取りなどについてご説明くださり、より理解が深まりました。見学中、学生たちがフィールドノートに懸命にメモを取っている姿が目に入り、嬉しく思いました。それにしても、近江(滋賀県)は興味深い祭礼が多いところです。(市川秀之・東幸代)


県大ミニ博物館の展示を行っています

例年、学芸員課程の博物館実習は受講生の約半分が地域文化学科の4回生です。毎年、実習の一環として多賀町立博物館と本学交流センターで県大ミニ博物館という展示をおこなっています。これは学生から提案された展示プランをいくつか選びグループで展示品やパネルを作成し、それを展示するというものです。今年は5月23日に交流センターのホワイエで「家紋」の展示をしました。6月に始めには展示替えをおこなう予定です。是非ご覧ください(市川秀之)。


長浜曳山祭の調査とボランティアを行いました

武田ゼミでは毎年、ユネスコ無形文化遺産に登録された長浜曳山祭のフィールドワークを行っています。今年は春日山(本町組)で、子どもたちが町の若衆たちに支えられて立派な役者に成長し子ども歌舞伎を披露するに至るまでを調査しました。また神輿渡御・神輿還御では学生たちがボランティアとして祭りに参加しました(武田俊輔)。