草津宿本陣文書の調査に参加しています

 8月はじめから9月末までの2ヶ月間、草津市教育委員会が草津宿本陣文書の
集中調査をおこなっています。東が調査委員をつとめている関係で、この調査
には、本学科の学生・院生計15名が参加させていただいています。
今年度から3年のあいだに史料目録の完成を目指しますが、今年度は、丁数
確認や法量測定等の基礎作業に取り組んでいます。
この調査は、注目度が高く、新聞5社が記事に取り上げてくださいました。
学生Y君やF君が調査をしている場面の写真のみならず、院生K君とA君のコ
メントも掲載されています。8月中の新聞記事で、御覧になった方もいらっしゃ
るのではないでしょうか。(東幸代)


環琵琶湖文化論実習第1班

 環琵琶湖文化論実習第1班は『地域文化財の保存・活用と地域の活性化』をテーマに 人口減少の進む湖北の中山間地域を訪ねました。湖北に限らず、中山間地域では人口減少に伴う地域社会の衰退が、集落機能の衰退を招き、地域文化財の保存はおろか集落の維持が危ぶまれる状況にあります。

 この実習の目的は湖北に点在する地域文化財の来歴を明らかにし、その現状を把握し、その地域文化財に相応しい保存・活用のあり方を模索し、地域の活性化に貢献する可能性を探ることにあります。

 1日目は米原市の姉川上流域に位置する東草野の重要文化的景観を訪れ、景観を構成する建造物などを見ながら臨地講義をおこないました。

 2日目は湖北に点在する十一面観音などを見学しながら、岐阜県揖斐郡揖斐川町諸家の集落を訪れました。諸家は峠を越えて東草野の集落と密接なつながりがあり、相互に共通するノリクラと呼ばれる特徴的な蔵などについて調査しました。

 3日目は長浜市北部の高時川流域の中山間地域や、高島市の海津・西浜の重要文化的景観を訪れ、臨地講義をおこないました。

 普段あまり見慣れていない生活文化に接した学生が多く、感銘を受けていました。とくに、保存活用されている民家の内部や、蔵の内部を見せていただくなど、地元の方の予想外にオープンな対応に学生が戸惑う場面もありました。(濱崎一志)

写真上 岐阜県揖斐川町諸家のノリクラ

写真下 高時川流域の中山間地域の集落の見学


環琵琶湖文化論実習3班

環琵琶湖文化論実習の3班は、1日目に伊庭集落を訪ね、地元でまちづくりを進められている方から集落
内を案内していただき、集落と水との関わりや歴史について説明を受けました。
2日目は安土城跡や近江八幡を訪れ、夜はバーベキューとキャンプファイヤーで親交を深めることもできました。
3日目は高島市を訪れ、地域文化学科の卒業生が担当する発掘調査地で直接説明を受けることもできました。
(写真上)伊庭で絵系図の説明を熱心にメモしています。
(写真下)卒業生が担当する発掘調査地で説明を聞いています。

環琵琶湖文化論実習「甲賀地域の魅力」

本学科1回生の必修授業である環琵琶湖文化論実習ですが、2班は、「甲賀地域の魅力 ―信仰と生業から地域文化を学ぶ―」というテーマで甲賀市内をフィールドに、2泊3日の現地実習(8/7-8/9)を行いました。

基本的には、1回生が事前に調べたテーマに関する場所を巡るのですが、現地では、メモを取ったり、写真を撮ったりして新たな情報を集めました。また、実習2日目には、甲賀市教育委員会ご協力のもと、古文書整理(午前)・民具実測(午後)を行いました。参加した1回生は、最初、戸惑っているようにも見えましたが、すぐに作業に没頭し、熱心に取り組んでいる姿が印象的でした。なお、午前・午後とも、甲賀市教育委員会に勤務する本学科卒業生に講師をお願いしましたが、「先輩」の熱心な指導に触れることができたのも1回生にとっては良い体験となりました。このあとは、各自現地実習での成果を整理し、10月からの授業で報告書作りを行う予定です。

最後に、今回の現地実習にあたり、甲賀市教育委員会様、各訪問先のみなさまにはいろいろとお世話になりました。どうもありがとうございました(東幸代・石川慎治)。