美術史実習で京都国立博物館に行きました
7月6日に美術史実習の授業の一環として京都国立博物館の展示を見学しました。
この授業では、博物館や美術館の展示を見に行き、1つの作品を選び、何がどのように表現されているかを自分自身の言葉で語る、ということを行います。この日は、室町時代の「鶴草子」や「福富草紙」、江戸時代の長沢芦雪の「蓬莱山図」などを見ました。近江国の伊香を舞台とする「鶴草子」は、鶴が女の姿になって、かつて自分を助けてくれた男が地頭の息子の横暴に困っているのを助ける話です。繊細で美しい表現をじっくり見ることができました。
この授業では、4月には彦根城博物館で彦根屏風を、5月には京都国立博物館で一遍聖絵の展覧会を見学しました。