日野祭り調査
4月から5月にかけては毎週のように滋賀県各地で大きな祭りがおこなわれます。学生にとっても祭礼の調査をするチャンスです。
5月3日に市川ゼミ(民俗学)では馬見岡綿向神社(蒲生郡日野町)で行われる日野祭りの調査にでかけました。日野祭りには何度かきていますが、今年は神子(かみこ)と呼ばれ神聖視される3名の子どもを中心に調査をしました。
神子は神社から2キロほど離れた上野田という地区から出され、早朝より長い距離を行列します。周囲には竹刀をもった若い衆が守護します。神子の一行が神社に入ってから初めて各町の曳山が境内に宮入します。学生も一日たっぷりと日野祭りの様子を見学しました。
(写真1)参道をいく神子
(写真2)西大路の曳山