米原市須川地区での調査

3月から米原市須川地区にて民俗調査を始めました。1回目は全体的にお話を伺い、2回目の4月はトピックを絞って、より詳しく聞き取りをしました。今年度中に何らか報告書を作成できるよう、調査を重ねていきたいです。
新型コロナウイルス感染予防のため、フェイスシールドをつけてお話を伺いしました。こんな調査風景は今年で終わることを祈らずにおれません。(横田祥子)


4月に「彦根屏風」の見学に行きました

彦根城博物館では、毎年春に国宝の「彦根屏風」を展示しています。県大から博物館は近く、美術史のゼミとプレゼミ、そして「美術史実習」という授業で、それぞれ彦根城博物館に行きこの屏風を見学しました。

美術作品について考えるためには、オリジナルの作品(実物)を見て、絵の具の質感や絵の大きさなどを直接感じ取ることがとても大切です。遊里の様子を描いたとされるこの屏風の絵も、実物を見ると図版で見るのとはまったく違う印象を受けます。見学の際には単眼鏡も使って、髪の毛の1本1本、手の指の先に至るまで繊細に描かれているのを見ました。皆で見ると自分には見えていなかったものに気づくことができ、それが次の発見を呼び、さらに掘り下げて考えていくこともでき、楽しさが増します。見学後の授業ではそれらをレポートとしてまとめ発表しました。(亀井若菜)