仏壇街のいま

彦根市七曲がり地区の町なみ見学2 彦根市七曲がり地区の町なみ見学1

先月、2回生の授業「地域文化演習Ⅰ」の学外実習で、彦根市七曲がり地区の町なみを見学しました。七曲がり地区は、江戸時代、仏壇を作る職人が集住していた地域ですが、現在、その名残ともいえる町家が建ち並ぶ景観の中には、「土戸」を持っていた痕跡のある町家を多く見ることができました。この土戸は江戸時代における「防火シャッター」のようなもので、通常は収納されていますが、近隣で火事があると、庇空間のところに出てきて、町家に燃えうつらないようにしていたそうです。彦根には、まだそのような貴重な町家が残っています(濱崎・石川)。