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地理学ゼミ お取り寄せ報告会&実食会(2024年度後期)

 地理学ゼミでは、地域文化演習Ⅰを履修する2回生と教員が地域の名物のことを研究し、取り寄せてゼミ生全員で実際に食べるという取り組みを続けてきました。メニューは教員が指定するのではなく学生コンペで決めます。2024年度後期のメインディッシュは山口県の「下関(しものせき)ふく」(トラフグ)、デザートは鳥取県の「新雪梨」です。

 1月21日に開いた研究成果の報告会では、目立った漁獲地でも養殖産地でもない山口県下関市が全国的にもよく知られるフグの街となった地理的背景や、鳥取県産梨の品種改良における新雪梨(大玉・糖度が高い・熟期が遅く初冬にも収穫可能)の重要性が説明されました。プレゼンテーションも作り込まれており、レベルが高かったと思います。

 そのあとは実食です。「下関ふく」を満喫してから(前半はフグ刺し、後半はしゃぶしゃぶ、締めはフグ雑炊)、「新雪梨」で後口さっぱり。2回生から4回生までゼミ生全員が集まったため、残りのお持ち帰りはありません。ごちそうさまでした。(塚本礼仁)

 

【写真1】報告会 下関ふく

 

【写真2】報告会 新雪梨

【写真3】実食会 下関ふく

 

【写真4】実食会 新雪梨


ヨシ(葭)刈りの予定を変更し、古文書調査を実施しました

 1月中旬に、近江楽座「地域博物館プロジェクト」メンバーで西の湖(近江八幡市)のヨシ刈りを実施する予定を立てていました。古文書調査を継続している西川さんのヨシ地で、ここ2、3年ヨシを刈らせていただいています。
 勇んで準備をしていたのですが、寒波襲来による前日までの積雪のため、残念ながらヨシ刈りは来月に延期となりました。
 早速、古文書調査に切り替え、いつものように作業に入ります。在学生に加えて、卒業生たちも参加してくれたのですが、皆の調査経験値と古文書読解力が高くなっているため、スムーズに古文書調査に移行できました。歴史学(日本史)の学芸員の卵として、成長していますね。
 来月のヨシ刈りが楽しみです!(東幸代・市川秀之)

 

【写真1】古文書調査風景1

【写真2】古文書調査風景2

【写真3】昨年のヨシ刈り(参考)

 

 


2024年度後期の地域文化基礎演習(萩原担当分)を実施しました

 12月20日(金)に、1回生を対象とした地域文化基礎演習を実施しました。この科目は、学科の各専門分野を、1年次の早い段階で知る機会として、後期に実施する学科必修科目です。13名の学科教員が持ち回りで担当しており、今回は地域計画学を専門とする萩原が、2コマ(180分)を担当しました。
 授業の内訳としては、前半(1コマ目)に、座学として県大八坂キャンパスを事例に地域計画学の基本を学び、後半(2コマ目)に、本学キャンパスの魅力を、学生目線でまとめ上げる個人ワークに取り組みました。作業開始時は、キャンパス景観の特徴をどのように言葉に表現するべきか戸惑う学生も多かったようですが、試行錯誤しながら県大キャンパスの魅力をワークシートにまとめ上げてくれました。(萩原)

 

【写真1】地域文化基礎演習の様子

 

【写真2】地域文化基礎演習の様子

 

【写真3】個人ワークシートの一例