美術史ゼミで学外実習に行ってきました
10月23日から25日まで2泊3日で石川、富山に学外実習に行きました。金沢の文化と歴史を学ぶこと、北陸地方に近年新しく建てられた3つの現代美術館の建築空間と展示の様子を比較しながら見ることが目的です。
金沢では、加賀藩主前田斉泰によって幕末に造営された成巽閣や東茶屋街の志摩などを訪れました。3つの現代美術館は、金沢21世紀美術館、富山市ガラス美術館、富山県立美術館です。3つの館を一度にまわることで、その土地ならではの各館のコンセプトや、各館の建物を設計した建築家のスタイル、展示の手法などを比較して見ることができました。どの館にも独自の工夫があり、展示について学ぶ機会にもなりました。帰りには石川県小松市の那谷寺(なたでら)に寄り、前田利常が建てた書院や阿弥陀三尊のように見える三尊石を拝観。座学では得られない体験ができた3日間でした。(亀井若菜)
写真上 富山県立美術館の前で
写真下 石川県那谷寺の三尊石の前で