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7月19日(土)・20日(日)にオープンキャンパス2025を開催しました

 地域文化学科では、2日間を通じて、学科紹介・入試説明会、学生発表、所属教員による模擬授業や各種展示(デジタルマッピングのデモンストレーション含)を行いました。加えて体験コーナーでは、勾玉製作、CGによる古民家復原、近江の民俗に関する展示、くずし字を用いたしおり製作など、地域文化学科ならではの学びを知る企画を提供しました。

 このほか、2025年3月に本学との連携協定を結んだ滋賀県文化財保護協会のご協力のもと、勾玉の実物展示も行いました。

 2日間とも炎天下の気候となりましたが、たくさんの方々にご来場いただくことができました。ご足労、ご協力いただいたみなさまに深く感謝申し上げます。

 教員一同、みなさまのご入学を心よりお持ちしております。(萩原)

【写真1】メイン会場の様子

【写真2】学生発表の様子その1

【写真3】学生発表の様子その2

【写真4】模擬授業の様子

【写真5】体験コーナーの様子

【写真6】県文化財保護協会による勾玉実物展示


準優勝、おめでとう!

 本学科3回生の澤康太くんが、6月14日(土)に行われた第25回全国競技かるた大会愛知大会(場所:愛知県津島市錬成館)にて準優勝しました。競技かるたでは、A級4段~E級無段とそれぞれ段位があるようですが、今回の大会では、澤くんはC1級の試合に出場して準優勝し、これにより、B級3段に昇段したとのことです(写真1)。

 澤くんは、高校生の時に映画『ちはやふる』を見たことがきっかけで競技かるたを始め、本学でも競技かるたサークルに所属しています。本人いわく、「試合で負け、なかなか思った通りにできないこともありますが、札を素早くとれた時や、こうして大会で結果を出せたときが1番うれしい瞬間です」。

 今後も、勉学とともに、競技かるたをがんばってください。(石川)

【写真1】準優勝した澤くん


建造物の調査実習

 7月上旬、「地域文化演習Ⅱ」(3回生対象科目)と「地域文化遺産調査・情報論」(大学院生対象科目)において、建造物の調査実習を2日連続で行いました。彦根市内の寺院、八坂山了徳寺・本堂(写真1)が今回の調査対象です。この本堂は、昭和4年(1929)の近代建築ですが、主要部材はすべてケヤキを用い、内・外陣境にある欄間には立派な彫刻が施されています(写真2)。

 調査当日は本堂の平面図(間取り)を作成するために、参加者で分担しながら記録・計測・写真撮影を、両日ともに行いました(写真3・4)。今回、調査できなかった箇所がありましたので、次回調査で残りの作業を終わらせ、調査での記録をもとに、今後、パソコンで作図をする予定です。

 最後に、了徳寺の三浦住職には調査実習にご協力いただき、誠にありがとうございました(写真5)。また、次回調査もよろしくお願いいたします。(石川)

【写真1】八坂山了徳寺・本堂

【写真2】:内・外陣境の欄間

【写真3】実測調査風景1

【写真4】実測調査風景2

【写真5】調査終了後の集合写真