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【研究分野紹介】日本古代史・ジェンダー史

百済・熊津フィールドワーク長岡京・離宮跡発掘調査 京樂真帆子先生

新型コロナウイルス感染症の拡大により、滋賀県立大学は5月11日より遠隔授業を開始します。学生さんに会えないのはとてもさみしく、残念です。が、希望を持って、今できる限りのことを積み重ねていきたいと思っています。

さて、今回からこのブログでは、地域文化学科の教員紹介をしていきたいと思います。トップバッターは、わたし、京樂です。私は、平安京の都市社会史を専門にしています。平安京という都市空間の中で、貴族や庶民が住人としてどう生きたのかを考える研究です。一方で、平安京との比較をするためにも、日本国内、国外、いろいろなところで古地図を片手にフィールドワークをしています。

まあ、大学に迷惑をかけてばかりもいられませんので、女性史・ジェンダー史研究にも取り組んでいて、滋賀県における男女共同参画・ジェンダー平等を推進する活動もしています。昨年、近江八幡市にあるGネットしがに、地域女性史に関わる史料約150点を寄贈しました。是非、手に取ってみて下さい。(文責 京樂)


新任の先生が着任されました

滋賀県立大学2020年春

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。在校生のみなさん、お元気ですか。みなさんにお会いできるのは、もう少し先になりそうですが、教員一同その日を楽しみにしています。

地域文化学科では、嬉しいニュースがありました!4月から櫻井悟史先生、木村可奈子先生、高木純一先生の3名を新たにお迎えすることになりました。櫻井先生は社会学がご専門で、明治期から現代にかけての、居酒屋やキャバレーなどの飲食や娯楽の文化、観光を研究されています。また、木村先生は歴史学がご専門で、16-18世紀の中国、日本、朝鮮半島、琉球からタイにかけての交流史を研究されています。そして高木先生も歴史学がご専門で、日本中世の村落を研究されています。春風のようにさわやかな新任の先生方の授業を、どうか楽しみにしていてください。(横田)


2019年度学位記交付式が行われました

卒業式花束

2020年3月20日、地域文化学科並びに地域文化学専攻歴史・現代の二部門では、55名の卒業生・修了生を送り出すことができました。東学科長からは、時代に対応し学び続けることを今後も基本姿勢にしてもらいたいと祝辞をいただきました。

新型コロナウイルス流行のため、大学全体の卒業式は中止となり、学科ごとに学位記だけを交付する形となりました。自粛の要請がかかる中、ささやかながら卒業生・修了生の門出を言祝ぐことができ、心より嬉しく思います。皆さんのご活躍とご健康を彦根よりお祈りしています。(横田)

*写真の花束は卒業生からいただきました。