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ひこね考古学ミーティング2025が開催されました

 6月22日、滋賀県立大学と彦根市が共同で企画する「ひこね考古学ミーティング2025」が開催されました。ひこね考古学ミーティングは、大学と地域が一体となって彦根市内のさまざまな文化財を学び合い、それらを次世代へ守り伝えていくためのイベントです。第3回となる今回は、毎年、地域文化学科 佐藤・金研究室(考古学)で調査している荒神山古墳群A-1号墳の発掘成果報告や、近江楽座「おとくらプロジェクト」が取り組んでいる古民家活用の活動報告に加えて、地元の彦根東高校GS部地学班の高校生からは藍鉄鉱(らんてっこう)という鉱物の生成条件に関する本格的な研究発表もありました。私も、福満遺跡で出土した「子持勾玉」という少し変わった古墳時代の出土品についてお話をさせていただきました。

 高校生や大学生の取り組みを紹介しつつ、一般市民の方々と意見を交換しながら文化財への学びを深める、たいへん有意義な催しとなりました。(金宇大)

【写真1】学生による発掘成果発表

【写真2】展示会場の様子

【写真3】展示中の福満遺跡出土子持勾玉と実測図


県立大学が開学30周年を迎えました

 6月7日に、県立大学開学30周年記念のイベントが行われました。
 午前中の平田オリザ氏の記念講演や式典に続き、午後からは各学部で湖風会(同窓会)主催の事業が開催されました。
 人間文化学部では、人文マルシェと称し、卒業生のみなさんに様々な店舗を出していただき、多くの卒業生が参加してくれました。懐かしい顔が揃い、30年の歴史を感じることができた一日でした。(市川秀之)

【写真1】人文マルシェ

【写真2】卒業生+懐かしの先生+現役教員によるトークイベント


3回生向けの就活セミナーが行なわれました

 5月27日(火)2限に、地域文化学科主催で学科の3回生向け就活セミナーが行なわれました。昨年度から就職活動を開始して内定を得た現4回生の4人に、どのような就活を経て内定を得たのかを話してもらい、それを学科の3回生全員が聞きました。報告者の4人には、昨年度のうちに自身の就活について話してもらい、それを録画し、当日はその録画を映して3回生が見る形をとりました。

 4回生の4人は、自分がどのように将来の仕事を決めていったのか、就職先は何を重視して選んだのか、いつ頃からどのような就活を行ったのかなどについて、具体的に話してくれました。4人の内定先は、2人が民間企業、あとの2人は公務員です。

 3回生は就活の準備を始める時期であるため大変熱心に聞き入っており、「同じ学科の1年上の先輩の話を聞くことができ大変参考になった」という感想が多く寄せられました。(亀井若菜)

 

【写真】セミナー風景