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7月22日(土)・23日(日)にオープンキャンパスを行いました。

本学科では、学科紹介・入試説明会に加えて、学生の研究発表、模擬授業、各教員の専門紹介パネル・書籍展示、さらには勾玉製作、CGによる古民家復元、デジタルマッピングといった各種体験コーナーなど、盛りだくさんの内容をご用意しました。

 

とりわけ学生の研究発表は、荒神山古墳における発掘調査の成果紹介、近江楽座で行っている名産品「政所茶(まんどころちゃ)」の生産・販売活動の紹介、ロックフェスをテーマにした卒業論文執筆の進捗報告など、私たち教員にとっても興味深いものばかりでした。

 

幸い二日間にわたって大きなトラブルもなく、みなさまに本学科の雰囲気を知っていただけたのではないかと思います。多くの本学科の学生さん達のご協力があったことも付記しておきます。

まだまだ油断は禁物ですが、新型コロナウイルス感染症の流行以前に近い体制でのオープンキャンパスを開催できたこと、炎天下にも関わらず、大変たくさんの方にお越しいただきましたことに感謝申し上げます。

 

みなさまの本学科への入学を心よりお待ちしております。(高木)

 

写真1 会場の様子

写真2 学生による研究発表

写真3 勾玉製作体験


数年ぶりに宿泊をともなう学外実習を実施しました

6月初旬、地域文化演習Ⅰ「日本地域史」、及び地域文化演習Ⅱ・Ⅲ「日本中・近世史ゼミ」のメンバーで、愛知県岡崎市へ学外実習に赴きました。数年ぶりの宿泊を伴う県外実習です。

 

今年のNHK大河ドラマに因んで、徳川家康や岡崎市の歴史、また、地場産業についての事前学習をおこない、1日目は岡崎宿東海道二十七曲り、カクキュー八丁味噌、大樹寺、滝山寺、滝山東照宮を訪問しました。2日目は、朝から岡崎城などを見学する予定でしたが、記録的な大雨のため予定を変更し、名古屋市博物館のみの見学にとどめて帰彦しました。名古屋市博では、リニューアルのための長期休館を前に、力のこもった特別展を開催しており、大変見応えがありました。

 

見学先各所では、みなさまには詳細な解説をいただきましたが、とりわけ、名古屋市博の岡村学芸員には、天候が理由とはいえ突然の時間変更にご対応いただきまして、お礼の申し上げようもありません。関係者のみなさま、改めましてありがとうございます。大変勉強になりました。(東 幸代・高木純一)

【写真1】滝山寺参拝(ご住職のご説明) *写真撮影許可を頂いています

【写真2】夕食はBBQ

【写真3】名古屋市博物館見学(岡村学芸員のご説明)

 


東近江市埋蔵文化財センター、能登川博物館の見学

前期も後半に入り、専門課程の授業も佳境に入ってきました。

佐藤・金が担当する考古ゼミでは、前期・後期にそれぞれ2回、発掘調査現場や埋蔵文化財センター、博物館の見学を行っています。今回は東近江市埋蔵文化財センターさん、東近江市能登川博物館さんの見学をさせていただきました。

 

見学に際しては、埋蔵文化財センター所長・博物館長を兼務しておられる杉浦隆支さんのご案内で、座学での講義とバックヤード見学、博物館見学をさせていただきました。

博物館の見学では、展示内容だけでなく博物館の設立趣旨、ボランティアさんとの連携、図書館との連携など、展示以外の要素も多くご説明いただきました。学芸員を目指す学生にとって、博物館関係の授業で学んでいたことが、実際に運用されている姿を目の当たりにしたことは、大いに刺激となったことでしょう。

 

大学の授業で学んだ知識はそのままでは身につきません。実践の場を体感して初めて本当の知識になる、そんなあたりまえのことを、改めて教えていただいた一日でした。杉浦館長さん、東近江市さん、ありがとうございました!(佐藤)

 

杉浦所長によるレクチャー

埋蔵文化財センター展示見学

埋蔵文化財センターバックヤード見学