ブログ

環琵琶湖文化論実習2班学外実習

コロナ禍により2度延期してきた実習を、やっと11月に行うことができました。例年は夏休みに2泊3日で3班同日に行われますが、今年は3日とも日帰り、かつスケジュール変更によって3班別々の日に実習を行いました。

 

2班のテーマは「『道の国』近江:街道の歴史と道の駅から考える」。1日目は土山、水口、草津を歩き、土山歴史民俗資料館、東海道伝馬館、水口歴史民俗資料館、草津宿街道交流館、草津宿本陣を見学。2日目は守山、鏡、鳥居本、野洲市行畑の朝鮮人街道分岐点を歩き、3日目は彦根、柏原、長浜、米原を歩き、宗安寺、柏原宿歴史館を見学。各日の昼食は道の駅で取り、あいの土山(1日目)、竜王かがみの里(2日目)、浅井三姉妹の郷(3日目)で各地の特色が出たご当地メニューを食べたり、取り扱われている特産品を調べ、その道の駅の特色を探りました。

 

学期中の土日祝を利用した実習であり、各日1万歩以上を歩くという体力的にも大変な実習だったと思いますが、無事に実習を終えられて安心しました。学生のみなさんは積極的に報告書をまとめるための情報を集めており、どんな報告書が完成するのか楽しみです。

 

最後に、実習を受け入れてくださり、快く学生の質問にお答えくださった訪問先の皆様に御礼申し上げます。(木村)

 

1:草津宿本陣

2:竜王かがみの里

3:長浜

4:浅井三姉妹の郷での昼食。琵琶湖で取れる湖魚や鴨肉が用いられている。


考古学ゼミ生たちの「京滋戦」

滋賀県立大学の考古学専攻ゼミでは、毎年「京滋戦」と称して、京都府立大学の考古学専攻学生たちと合同で研究発表会を開催しています。「京滋戦」といっても、勝負をかけた競い合いをするわけではありません。両校でそれぞれ卒業論文や修士論文の執筆に取り組んでいる学生たちが一緒に研究発表をおこない、3回生以下の人たちも含めて考古学を志す学生同士の親交を深める、それが考古学ゼミの「京滋戦」です。

 

今年は、京都府立大学の皆さんをお招きして、滋賀県立大学で研究発表会を実施しました。他校でがんばっている人たちの発表を聞くのは、とても大きな刺激になります。また、卒業後に文化財行政などの専門職に就く学生たちの場合、この交流を通じて知り合った人が就職後も末永く付き合っていく仲間になったりします。

 

この伝統の京滋戦、今後も続けていければと思います。(金宇大)

 

 


オンライン実習(環琵琶湖文化論実習1班)

1回生の必修科目である「環琵琶湖文化論実習」では、毎年2泊3日のフィールドワークを行なっています。しかし、今年(2021年)はCOVID-19蔓延のため、予定を変更して一部をオンライン化せざるを得ませんでした。

 

オンライン化した実習は、2つの方法で実施されました。1つ目は、10月12日に開催された長浜市のNPO法人まちづくり役場へのオンライン視察です(写真1)。まちづくり役場の方たちのご尽力によって実現した本企画は、事前に紙の資料を大学に送っていただき、当日はZoomでまちづくり役場と大学の教室をリアルタイムでつなぐという方法で実施されました。非常に豊富な資料と写真を用意してくださったおかげで、学生たちは長浜のまちづくりの歴史を深く学ぶことができました。

 

2つ目は、多賀町にある「あけぼのパーク多賀」と多賀大社についての動画視聴です(写真2、3)。こちらは、どちらからも許諾をいただいたうえで、関係者の方に詳細な解説をしていただく動画を教員が撮影、編集し、それを教室で視聴するという方法で実施しました。学生からは、アケボノゾウや多賀大社にある先食台についてもっと知りたくなったという感想をいただきました。

 

以上のようなオンライン実習には一定の意義があると思いますが、やはり実際に現地に行かないと分からないこと、気づけないことというのは間違いなくあります。学生からの感想でも、オンライン実習だけに止まらず、実際に現地に行ってみたくなったという声が少なくありませんでした。2022年には、現地に行くことができることを願っております。(櫻井悟史)

 

(写真1)長浜市まちづくり役場によるオンライン視察

(写真2)あけぼのパーク多賀で撮影した動画を視聴中

(写真3)多賀大社で撮影した動画を視聴中