五個荘金堂町で交流系ゼミの実習を行いました

地域文化演習Ⅰ、通称「プレゼミ」は2回生向けのお試しゼミで、前期と後期で別のゼミに所属してそれぞれの分野について勉強します。

木村(東アジア国際関係史)と横田先生(現代中国論、社会人類学)が担当する交流系プレゼミでは、この前期は「国家の崩壊とひとの移動」をテーマに大日本帝国が崩壊したのちに人々が経験した引揚げ、送還、残留について勉強してきました。今回は勉強したトピックの一つである、戦前に朝鮮半島を中心に一大百貨店チェーン「三中井」を築いた中江家の出身地である五個荘金堂町に実習に行き、中江四兄弟の旧宅や外村宇兵衛邸、藤井彦四郎邸といった近江商人屋敷、近江商人博物館を見学しました。

台風が影響して豪雨が降ったり止んだりとあいにくの天気でしたが、参加した学生の皆さんにとっては幅広い近江商人の活動に触れる機会になったのではないかと思います。(木村)

 

写真:近江商人像

 

写真2:藤井彦四郎邸