【研究分野紹介】文化人類学・中国地域研究

インドネシア中元節 インドネシア中国寺院の調査 横田祥子近影

文化人類学・広く中華圏の研究をしています横田祥子です。文化人類学とは、主に異文化を研究し、その社会の成り立ちの基本や世界観などを学び、人類の文化の共通性を明らかにする学問です。実地調査を重視しており、現地の言語の習得も重要になります。私は、文化人類学の手法を用いて、台湾やインドネシアにおいて、主に中国系移民の家族、宗教、ジェンダー、民族間関係の研究をしています。一番遠くへは、モーリシャスまで調査に出かけたこともあります。単身、新たな調査地に飛び込み、知り合いを作って調査につなげていく過程は、いつもドキドキします。文化的背景が異なる人々と意思疎通がかなった時や、自分の理解を超えた文化の深淵を覗くことができた時、無上の喜びを感じます。コロナが収束次第、一緒に国内外でのフィールドワークに出かけてみませんか。(横田祥子)

写真1枚目 インドネシア・西カリマンタン州中国系住民の盆:祀り手のない霊魂(餓鬼)がただいま食事中

写真2枚目 インドネシア・西カリマンタン州の中国寺院の調査

写真3枚目 西カリマンタン州のダヤク人のモチーフと近影