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2026年度オープンキャンパス開催

 7月18日、19日に、オープンキャンパスを開催しました。2026年度の地域文化学科は、勾玉作り(考古学)をはじめ、CGによる古民家復元体験(保存修景)、近江の民俗についての展示(民俗学)、くずし字によるしおり作り(歴史学)、今昔マップ(地理学)、景観3Dマッピング(都市計画学)といった、例年よりも多様な出し物を準備して臨みました。

 「学生が語る地域文化」と題した企画では、東アジア国際関係史と考古学のゼミの学生が、それぞれ自分たちのゼミを紹介しました。前者のゼミ生は、教員からの教えとして、「史料が透明になるまで読む」といった言葉を紹介していて(史料を読むとはどういうことかが端的に分かるよい言葉です)、教員の教えがしっかり学生に根付いていることが分かる紹介でした。後者のゼミ生は、荒神山をはじめとした発掘についての紹介をしました。地域文化学科の考古学の学生たちは、成果を市民に還元しようという意識が高く、気合の入ったプレゼンをしてくれました。

 模擬講義は、文化人類学と日本中世史の教員が担当しました。入試説明も含め、例年以上に来場者が多く、こちらもおおいに盛り上がりました。わざわざ遠いところまでお運びいただき、ありがとうございました。(櫻井悟史)

 

 

【写真1】学科紹介をする李先生

 

【写真2】文化人類学の模擬講義

 

【写真3】日本中世史の模擬講義

 


環琵琶湖文化論実習1班

 環琵琶湖文化論実習1班は「景観から読み解く近江の地域文化」と題し、滋賀県内に点在する地域文化財や景観を守り育てている人々の営みを知るべくフィールドワークを行いました。特に構成メンバーの中には県外出身者も多く、キャンパス近辺では見られない湖東・湖西・湖南の各エリアの景観に魅了されたようです。10月からは、得られた情報をもとに実習報告書としてまとめることになります。

 最後に、今回のフィールドワークにご協力いただいた地域の皆様方に心より御礼申し上げます。(萩原 和)                                                                                                                                                                   

                                                                                                                                   

【写真1】東海道伝馬館での地元ガイドさんによる解説

【写真2】大池寺の蓬莱庭園を鑑賞


建造物の調査実習

 7月上旬、「地域文化演習Ⅱ」(3回生対象科目)において、建造物の調査実習を行いました。調査対象建物は、昨年度の調査実習を行った八坂山了徳寺(彦根市内)のお隣にある建物です。この建物は、明治後期に茅葺・平屋建てとして建てられましたが、昭和後期に茅葺屋根部分のみ撤去し、瓦葺の2階部分を増築した民家です。このような行為を「合掌崩し」「屋根替え」などと呼んでいます。

 調査当日は、民家の1階部分の平面図(間取り)を作成するために、参加者で分担しながら記録・計測・写真撮影を行いました(写真1、2)。この民家の間取りは、土間以外の4つの部屋が漢字の「田」の字のように整然と並んでおり、この地域の茅葺民家としては典型的な間取りでした。実測調査の経験を積み、なおかつ、了徳寺のご住職から、湖東地域における伝統的民家の住まい方についてのお話を聞くことができ、有意義な調査実習となりました。
 最後に、了徳寺の三浦住職には、昨年度に引き続き、調査実習にご協力いただき、誠にありがとうございました(写真3)。(石川慎治)                                                                                                                                                                                                           

【写真1】 実測調査風景1

【写真2】 実測調査風景2

【写真3】 調査参加者と三浦住職