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環琵琶湖文化論実習1班

 環琵琶湖文化論実習1班は「景観から読み解く近江の地域文化」と題し、滋賀県内に点在する地域文化財や景観を守り育てている人々の営みを知るべくフィールドワークを行いました。特に構成メンバーの中には県外出身者も多く、キャンパス近辺では見られない湖東・湖西・湖南の各エリアの景観に魅了されたようです。10月からは、得られた情報をもとに実習報告書としてまとめることになります。

 最後に、今回のフィールドワークにご協力いただいた地域の皆様方に心より御礼申し上げます。(萩原 和)                                                                                                                                                                   

                                                                                                                                   

【写真1】東海道伝馬館での地元ガイドさんによる解説

【写真2】大池寺の蓬莱庭園を鑑賞


建造物の調査実習

 7月上旬、「地域文化演習Ⅱ」(3回生対象科目)において、建造物の調査実習を行いました。調査対象建物は、昨年度の調査実習を行った八坂山了徳寺(彦根市内)のお隣にある建物です。この建物は、明治後期に茅葺・平屋建てとして建てられましたが、昭和後期に茅葺屋根部分のみ撤去し、瓦葺の2階部分を増築した民家です。このような行為を「合掌崩し」「屋根替え」などと呼んでいます。

 調査当日は、民家の1階部分の平面図(間取り)を作成するために、参加者で分担しながら記録・計測・写真撮影を行いました(写真1、2)。この民家の間取りは、土間以外の4つの部屋が漢字の「田」の字のように整然と並んでおり、この地域の茅葺民家としては典型的な間取りでした。実測調査の経験を積み、なおかつ、了徳寺のご住職から、湖東地域における伝統的民家の住まい方についてのお話を聞くことができ、有意義な調査実習となりました。
 最後に、了徳寺の三浦住職には、昨年度に引き続き、調査実習にご協力いただき、誠にありがとうございました(写真3)。(石川慎治)                                                                                                                                                                                                           

【写真1】 実測調査風景1

【写真2】 実測調査風景2

【写真3】 調査参加者と三浦住職


博物館学芸員資格の取得をめざして

 地域文化学科では、毎年半数程度の学生が博物館実習の授業を受講します。この授業は学芸員資格をとるために必要な実習で、卒業生のなかには各地の博物館で学芸員として活躍をしている人も多くいます。
 授業では、前期の半分をかけて、学生が企画した展示を仕上げ、学内および多賀町立博物館で展示をします。パネルや展示模型なども一から作るので大変ですが、多くのみなさんにみていただけるのでやりがいがある授業です。
 今年は、「校内のどんぐり」、「昔の灯り」や「琵琶湖の漂流物」、「古い駅舎」などをテーマにした展示をしました。(市川秀之)

 

【写真1】ランプを展示する受講生

【写真2】学生手作りの駅舎模型