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環琵琶湖文化論実習

西国第三十二番札所・観音正寺六角氏の居城・観音寺城跡京極氏の居館・京極氏館跡

先月、1回生授業「環琵琶湖文化論実習」にて、学外実習を行いました。この授業は、毎年、1回生が3つの班に分かれ、各班の実習テーマごとに事前学習し、実際に現地を訪れながらフィールドワークを行っています。

 

私が担当した班は『寺院・城・街道からみる地域文化』というテーマのもと、佐々木六角氏・京極氏の拠点があった近江八幡市・米原市の名所・旧跡をまわりました。地元の方のお話に耳を傾けながらメモを取ったり、質問をしたり、あるいは現地で写真を撮ったりしながら、楽しそうにフィールドワークを体験していた1回生の姿が印象的でした。

 

最後に、今回の実習にご協力いただいたみなさま、誠にありがとうございました。そして、1回生のみなさん、おつかれさまでした(石川慎治)。

 

 

【写真1】 西国第三十二番札所・観音正寺でのフィールドワーク(近江八幡市)

【写真2】 六角氏の居城・観音寺城跡でのフィールドワーク(近江八幡市)

【写真3】 京極氏の居館・京極氏館跡でのフィールドワーク(米原市)


卒論中間報告会を開催しました(11/3(火))

卒論中間報告会の様子

地域文化学科では、毎年11月ごろに、卒業論文の進捗を報告する発表会を実施しています。今年度はコロナの影響もあり、キャンパス内の会場を分散させるなどして対応しました。

卒論中間報告会は、指導教員以外の視点からコメントをもらう重要な機会として位置づけられています。今後、年明け1月の卒論提出に向けて本格的な執筆がはじまります。これから2か月余りの取り組みが大事になります。ぜひ充実した研究となるよう期待しています。

(萩原 和)

 

写真上:卒論中間報告会の様子

 


考古学実習の授業

考古学実習③考古学実習2考古学実習1

対面授業が再開され、前期は実施できなかった考古学実習の授業を進めています。この実習では、土器や瓦の観察ポイントや図化の方法、測量用の機材の使い方など、様々なフィールドワークの知識・技術を実践の中で習得していきます。こうした内容は、やはりどうしても遠隔授業では学生たちに伝えることができません。

新型コロナウイルスをめぐる状況の中で、大学の授業の在り方も大きく進化・変容を遂げてきています。遠隔での授業に様々な可能性が見いだされる一方で、対面でしか学ぶことができないこと、対面で授業を実施することの重要さもまた、浮き彫りになっているように思います(金宇大)