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Webで古文書勉強会

web古文書研究会
 学生たちから、「古文書演習Ⅱ」の授業でついた古文書読解能力を維持、あるいはさらにブラッシュアップしたいという要望が出てきました。教員として嬉しいことですので、週に一度、対面で勉強会をおこなっています。普段は広い教室にごく数人で集まっていますが、先日、諸事情によりWeb勉強会を開催しました。
 写真は、勉強会でのWebの画面です。古文書データの真横に色々書き込めて便利なのですが、本当は、原文書の墨の重なり具合を見て、筆の運びを追いかけてもらうのが理想です。
 勉強会終了後、学生たちに、対面とWebとどちらがよいか、と聞いたところ、対面の方がよいという答えが返ってきました。感染対策をしながら、場合によってはWebを使い、勉強を続けていければ、と思います。(東 幸代)

2020年度卒論キックオフ大会開催さる

キックオフ大会1
キックオフ大会2
1月26日(火)、3回生による卒論キックオフ大会が開催されました。これは、卒業論文執筆に向けての決意を表明し、各テーマの研究状況をまとめ、そこから課題を抽出するものです。
教員や先輩の前での発表は短時間とはいえ緊張するようですが、みなが成長した姿を見せてくれました。次年度の卒業論文にも期待出来ますね。頑張って下さい。今年は、対面とリモートとを組み合わせるハイブリッドでの実施となりました。担当教員はその準備に追われましたが、問題なく会場とつなぐことが出来てほっとしました。 (京樂)

 


環琵琶湖文化論実習3班

安土城考古学博物館の見学

伊吹山文化資料館での縄編み近江上布伝統産業会館での機織り体験今年はコロナの影響で1回生の必修科目である「環琵琶湖文化論実習」の実習を11月15日と11月21・22日の2回に分けて行いました。

3班は「滋賀県のミュージアムを訪れる」というテーマで、安土城考古博物館、桑実寺、ヤンマーミュージアム、伊吹山文化資料館、近江上布伝統産業会館、ボーダーレス・アートミュージアムNO-MA、西堀榮三郎記念探検の殿堂を訪れました。各館で学芸員や館員の方に、館の設立の趣旨や展示・運営をめぐる熱のこもったお話を伺うことができました。ミュージアムについてだけでなく、仕事にいかに向き合い課題に取り組んでいくかという姿勢についても教えていただき、学生たちには大きな刺激になったことと思います。お話してくださった皆様、ありがとうございました。

この後は実習の報告書を仕上げることが課題となります。1回生、引き続きがんばってください。(亀井若菜)

写真1 安土城考古博物館にて

写真2 伊吹山文化資料館にて縄編みを指導いただく

写真3 近江上布伝統産業会館にて機織り