国立民族学博物館「フォルモサ∞アート―台湾の原住民芸術の現在」の見学

2回生「地域文化演習Ⅰ」の文化人類学系ゼミでは、今学期、台湾の歴史と文化について学んでいます。2025年12月半ば、国立民族学博物館で開催されていた企画展、「フォルモサ∞アート―台湾の原住民芸術の現在」と常設展示を見に行きました。台湾のオーストロネシア系先住民族は、中国王朝、日本、中華民国による植民地主義的な統治を受けてきました。1990年代から「原住民芸術」というジャンルが生まれ、集団的な記憶を題材にした作品が発表されています。中でもシキ・スフィン(アミ族)が制作した、高砂義勇隊や台湾籍の兵士を題材とした彫刻作品の苦悩の表現は、重く心に響きました。学生たちは、事前に台湾の歴史や文化を学んだからこそ、アート作品のメッセージを深く受け止められたようです。(横田祥子)
                                         

【写真1】「フォルモサ∞アート」企画展

【写真2】オセアニア展示コーナーにて

【写真3】中国・チワン族の復元された家屋にて