2025年度後期の地域文化基礎演習(萩原担当分)を実施しました

 11月28日(金)および12月19日(金)に、1回生を対象とした地域文化基礎演習を実施しました。この科目は、1年次の早い段階で地域文化学科の学びを知る機会として、後期に実施する学科必修科目です。13名の学科教員が持ち回りで担当しており、今回は地域計画学を専門とする萩原が、2コマ(180分)を担当しました。
 授業の内訳としては、前半(1コマ目)に、座学として県大八坂キャンパスを事例に地域計画学の基本を学び、後半(2コマ目)に、本学キャンパスの魅力を、学生目線でまとめ上げる個人ワークに取り組みました。2025年は滋賀県立大学が開学30周年の記念の年です。本学のシンボルである「えんぴつ塔」をはじめとする個性豊かな建築群は、在学生のみならず、卒業生や地域住民にとってもかけがえのない存在です。学生たちは、授業を通じて大学設立に至る経緯も学びました。八坂キャンパスの用地はもともと広大な農地であったこと、さらにはキャンパス造成においては生物多様性にも配慮し、現在の独特なキャンパス景観が育まれていることを再確認しました。(萩原和)
                                         

【写真1】地域文化基礎演習の様子

【写真2】地域文化基礎演習で使用したスライドの一部

【写真3】キャンパスの景観資源を活用した記念グッズの一例