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神戸市・篠山市での学外実習

武田ゼミ・京樂ゼミでは、12月12日(火)〜14日(木)の2泊3日で神戸市・篠山市への学外実習を行いました。神戸市では13日に長田区のカトリック鷹取教会にある多文化・多言語放送局FMわぃわぃを訪問しました。代表理事の金千秋さんから長田という街の歴史、阪神淡路大震災の際に日本語が分からない外国籍住民に必要な情報を伝え励まそうとした取り組み、国籍に限らず地域社会に住む多様な人々をつなぐメディアとしての役割など、充実したお話を伺うことができました。また神戸市では神戸コリア教育文化センター、神戸華僑歴史博物館、海外移住と文化の交流センター、篠山市ではNPO法人町なみ屋なみ研究所の皆さまより、学生たちに懇切なご指導をいただきました。心より御礼申し上げます。(武田俊輔・京樂真帆子)


第1回文化研究ゼミ合同発表会での学生報告

今年度の社会調査実習では滋賀県長浜市の伝統産業である浜縮緬・浜仏壇について受講生たちが調査しています。12月17日(日)に奈良県立大学で開催された「第1回文化研究ゼミ合同発表会」(参加校:早稲田大学・同志社大学・関西大学・奈良県立大学・滋賀県立大学)で、受講生たちがその成果を報告しました。浜縮緬工場や浜仏壇の職人の方々への詳細なインタビューをもとにした報告に対し、他大学の先生方や学生の皆さんから活発な質問・意見が出されました。他大学の研究報告に対する質疑応答も含め、参加した学生たちそれぞれがたいへん刺激を受け、研究を発展させる上での貴重な機会となりました。(武田俊輔・塚本礼仁)


中国からの留学生への聞き取りに挑戦

後期の「中国地域文化論」では、中国からの留学生9名(受講生の15%)が受講しています。今週、その留学生に家族・親族・結婚に関する聞き取りを行いました。結果、「聞き取りの時間が足りない!」「自分たちと共通点が多いことが分かった」「質問の仕方がうまくなりたい」などの感想を得たようです。ちょっとシャイな学生たちも、聞き取りという1回生から訓練してきた方法を使えば、その壁を越えられるようです。今後も、単元ごとに聞き取りを取り入れて行く予定です。(横田祥子)