大阪府(南河内)での学外実習

日本地域史のゼミでは、5月30日~31日に大阪府南河内地域で学外実習を実施しました。1日目は聖徳太子の廟所である叡福寺や、南北朝時代には重要な政治の舞台となり、多くの文化財や文書などを伝える観心寺・金剛寺を見学。観心寺・金剛寺では住職のお話をうかがいましたが、とりわけ金剛寺では非常に手厚い対応をしていただき、貴重な体験ができました。

2日目は楠木正成の本拠地に建つ千早赤阪村郷土資料館を訪ね、下赤阪城跡や棚田百選に選ばれた棚田を見学してから、千早城跡に登りました。これらの城も、南北朝時代の著名な戦跡です。午後からは、富田林寺内町を地元ボランティアの方たちの案内で踏査し、国の重要文化財に指定されている杉山家住宅などを見学しました。雨天ではありましたが、多くの方々の協力により、充実した実習になりました。(水野章二・東幸代)