中井均先生に名誉教授号!
中井均先生に名誉教授号!
2021年4月27日、長年の功績をたたえて、中井先生に滋賀県立大学名誉教授号が授与されました。
厳かな授与式の後、中井先生は在学生さんに会いに来てくださいました。お元気なお姿にお会いできて、みんな、うれしかったですね。
これからも、私たち後進にいろいろとご教示ください。また大学にもお越しください。お待ちしております!
(京樂)
写真:中井先生を囲んで 佐藤先生・金先生と考古学ゼミの学生たち
中井均先生に名誉教授号!
2021年4月27日、長年の功績をたたえて、中井先生に滋賀県立大学名誉教授号が授与されました。
厳かな授与式の後、中井先生は在学生さんに会いに来てくださいました。お元気なお姿にお会いできて、みんな、うれしかったですね。
これからも、私たち後進にいろいろとご教示ください。また大学にもお越しください。お待ちしております!
(京樂)
写真:中井先生を囲んで 佐藤先生・金先生と考古学ゼミの学生たち

みなさんはじめまして!
本年4月に県大へ着任いたしました佐藤亜聖(さとうあせい)と申します。私の専門は考古学でありまして、主に遺跡と遺跡から見つかる土器・陶磁器の研究をしています。ただ、私の考古学はちょっと変わっていて、土の中にある埋蔵文化財だけでなく、お寺や墓地にある石塔や石仏といった「石造物」も研究の対象としています。石造物を研究していますと仏教などにも関心が出てきますし、中世の日本仏教に大きな影響を与えた中国との関係も気になってきます。次々広がってゆくテーマを「考古学」という切り口で解明してゆく楽しさを、ぜひ学生の皆さんと分かち合いたいと思います。どうぞよろしくお願いします!(佐藤亜聖)


2020年12月26日に市川ゼミ・櫻井ゼミ合同で学外実習に行ってきました。午前中は、長浜市で長年活動しているNPO法人まちづくり役場の方から黒壁スクエアの歴史についてレクチャーを受けました(写真1)。一番感銘を受けたのは、まちづくりが明治時代の「黒壁銀行」の建物保存という、地域の核を守るところからはじまったという点です。黒壁スクエアは滋賀県の代表的な観光地ですが、当然のことながら、そこに住む人たちが一番重要なのだという基本を再確認できました。
午後からは余呉町を訪れました。当日は、雪がかなり積もっていたので、長靴を持っていって正解でした(写真2)。「ここカフェ 心風流」で一休みしたあと、ウッディパル余呉でロハス長浜が取り組む地域活性化事業について、お話を伺いました(写真3)。興味深かったのは、いろいろな特産品の開発話です。なかでも獣害に強いエゴマから作った「えごまオイル」は、販売するとすぐに売り切れてしまうほどの人気商品になっているそうです。私もお土産に一本買って帰り、野菜にかけて食べました。獣害問題は、滋賀県でフィールドワークすると、あちこちで聞くお話なので、その対策の一例として、とても参考になりました。
以上、一日だけではありましたが、充実した学外実習でした。ご協力いただきました、まちづくり役場とロハス長浜のみなさま、ありがとうございました。(櫻井悟史)