【研究分野紹介】地理学

ビワマス滋賀県立大学周辺の避難所立地 塚本礼仁先生

地域文化学科の塚本礼仁(つかもと れいじ)と申します。専門は地理学です。食べ物や伝統工芸品などの「特産地」が、国内外のライバルとの競争のなか、どのような工夫によって生き残ってきたのかを研究しています。現在は、時間の許す限り滋賀県内の道の駅や直売所を巡り、琵琶湖の宝石・ビワマス(写真1)の流通範囲の調査を進めているところです。

また、新型コロナウイルス感染症の拡大は、毎年のように大きな風水害に見舞われるようになった日本において、「避難所こそが“三密”である」という新たな問題を浮き彫りにしました。こうした観点から、ゼミや実習を使って、滋賀県立大学周辺の避難所立地について再考する取り組みも始めました(写真2)。

最後に・・・。NEW YORK、PARIS、OMUTA、LONDON(写真3)。OMUTAって何? 気づいた人、そしてOMUTAについて調べてみた人。すごく地理学のセンスがあると思います。この学科で地理学を学んでみませんか。(塚本礼仁)