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東アジアの同性婚、LGBTをめぐる座談会

1月28日、「地域文化演習Ⅰ」の交流系ゼミでは、留学生をお呼びし、同性婚、LGBTをめぐる東アジア各国の状況と今後について座談会を行いました。李冠瑩さん(台湾出身)、ツェゲルさん、ゾローさん(いずれもモンゴル出身)が、同性婚やLGBTの人権をめぐる法的保障や世論、LGBT教育や性教育の必要性について話してくれました。各国の状況を比較し、それぞれ許容度の差には歴史的にどういったことが寄与しているのか、討論しました。留学生から日本人学生に対しては、日本の伝統芸能に異性装の役者が出てくる理由や、ボーイズ・ラブの漫画をどう思うかなどの質問がありました。同世代の若者が同性婚、LGBTの議題に関して積極的な姿勢を示していることに、大いに共感を得たようです。(横田祥子)


本学科の3回生が、新聞社の取材をうけました

本学では、学生主体の地域貢献プロジェクト「近江楽座」が進められていますが、その一つである「地域博物館プロジェクト」は、地域文化学科の学生らが中心となって取り組まれてきました。このブログでも、2016年5月27日、2016年7月20日、2016年9月27日、2016年11月4日などの記事で、彼ら「スチューデント・キュレーターズ(学生学芸員)」の活動を紹介しています。
このたび、朝日新聞社がこの活動に関心をもたれ、現代表である3回生の原さんが取材を受けました。記事は、2019年1月20日付の朝刊「ひと@ここく」というコーナーに、「地域に眠る文化財に光」という見出しで、大きな写真付きで掲載されています。どうぞ御覧ください。写真は、原さんをはじめとする3回生のプロジェクトメンバーです。記事のコピーを持っています。
(市川秀之・東幸代)


愛知県北設楽郡豊根村での花祭り

1月3日から4日にかけて愛知県豊根村上黒川の熊野神社で行われた花祭りを調査してきました。神社脇の建物内が会場で、3間ほどに区切られたところに釜が置かれ湯立てが行われます。釜を囲んで19種類の舞が、稚児から30代までの男女によって披露されました。途中、鬼が出現し山に帰ってもらう場面では一同神妙になりましたが、その後ひょっとこが出てきて観客の顔に味噌を塗りたくる場面では雰囲気が和らぎました。秩序が整えられ再生される儀礼の重要性を再確認しました。(横田・市川)