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7月21日(土)、22日(日)にオープンキャンパス2018を開催しました。

地域文化学科では、2日間を通じて、所属学生による学科紹介・学生発表、教員による模擬授業や各種展示、さらには入試説明会を通じて、地域文化学科で学べること、その魅力をご紹介しました。

まず、「学生が語る地域文化」と題して行われた学生発表では、県大生が見た長浜曳山祭、地域博物館プロジェクトの紹介、美濃金山城跡の発掘調査、中国広西チワン族自治区のエコミュージアムの取り組みについて紹介がなされました。

また、教員による模擬講義では、

「八坂に大学がきた!-大学設立までのキャンパス計画を探る」(21日(土):萩原和准教授)

「『地獄変』:燃える牛車の車種は何?」(22日(日):京樂真帆子教授)

と題して、大学の講義の様子を体感してもらいました。

その後、入試説明会を行い、参加者のご質問にお答えする時間を設けました。

当学科における実際の体験コーナーとしては、「勾玉を作ってみよう」、「CGによる古民家復原」、「古文書体験」を企画運営しました。参加者の方々にも興味を持って積極的に取り組んでいただきました。

なお、県立大学全体としては、2日間で5,352人の高校生、保護者等の方にお越しいただだきました。猛暑の中、たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。


考古学ゼミの学外実習

考古学ゼミでは715日から17日まで23日でゼミ旅行をおこないました。行き先は飛騨から越中に抜け加賀を回るものでした。飛騨の江馬氏館跡では飛騨市の学芸員より直接説明をしていただき、また、宮川考古民俗館では出土した石棒を実際に持たせていただきました。このほか飛騨国分寺跡、鳥越城跡、狐山古墳、九谷焼窯跡などの史跡を見て回る、猛暑も忘れる充実のゼミ旅行となりました(中井均)。

 


神戸華僑の歴史を学ぶ実習に行ってきました

「地域文化演習Ⅰ」の交流系ゼミでは、7月15日、神戸華僑の歴史を学ぶ実習に行ってきました。初めに中華義荘という華僑の人々の墓地を見学しました。墓石は新しいものほど立塔式に変わっており、日本の一般的なものと変わりありませんが、祖先の出身地を記したり、土地神を祀ったりという特徴が残っていました。また、関帝廟では学生たちは媽祖や関帝の前で、中国式の占いに挑戦していました。同行した中国人留学生の楊柳さんにも、神戸華僑の習俗は目新しいものだったようです。そして最後、市川先生と近江楽座・地域博物館プロジェクトのメンバーと祇園祭りの宵々山を見学してきました。猛暑の中、盛りだくさんの行程でした。(横田祥子)