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五個荘金堂町で交流系ゼミの実習を行いました

地域文化演習Ⅰ、通称「プレゼミ」は2回生向けのお試しゼミで、前期と後期で別のゼミに所属してそれぞれの分野について勉強します。

木村(東アジア国際関係史)と横田先生(現代中国論、社会人類学)が担当する交流系プレゼミでは、この前期は「国家の崩壊とひとの移動」をテーマに大日本帝国が崩壊したのちに人々が経験した引揚げ、送還、残留について勉強してきました。今回は勉強したトピックの一つである、戦前に朝鮮半島を中心に一大百貨店チェーン「三中井」を築いた中江家の出身地である五個荘金堂町に実習に行き、中江四兄弟の旧宅や外村宇兵衛邸、藤井彦四郎邸といった近江商人屋敷、近江商人博物館を見学しました。

台風が影響して豪雨が降ったり止んだりとあいにくの天気でしたが、参加した学生の皆さんにとっては幅広い近江商人の活動に触れる機会になったのではないかと思います。(木村)

 

写真:近江商人像

 

写真2:藤井彦四郎邸

 

 


環琵琶湖文化論実習のオリエンテーションが開催されました

6月13日(月)に、環琵琶湖文化論実習(以下、環琵)のオリエンテーションが開催されました。

環琵は、本学科を代表するフィールドワーク系の実習科目であり、1回生配当の授業として60名の学生が3つの班に分かれて学びます。

当日のオリエンテーションでは、各班の教員から実習のコンセプトや学外実習のルート案が示され、学生たちは、これらの情報を参考にして、配属の希望票を提出しました。

6月21日(火)から本格的にスタートした授業では、特に8月に予定している学外実習に向けて、各班が事前学習に取り組んでいます。(萩原)

写真1:環琵のオリエンテーション(会場風景)

写真2:各教員からのルート案の説明


博物館実習・県大ミニ博物館

5月23日から6月20日の間、地域文化学科の4回生が例年半数以上をしめる博物館実習で、県大ミニ博物館の展示をおこないました。

この展示は受講生が4班にわかれ、展示品やパネル、キャプション、ポスターなどを作成し、交流センターや多賀町立博物館で実際の展示作業をおこなうものです。

今年は「髪からとく暮らし」「古今東西貨幣」「びわ湖グラス」「光にあつまる虫のナゾ」の4テーマをそれぞれの会場で2週間ずつ展示しました。

実際の展示制作を通じて、学芸員の仕事の大変さや楽しさを学習しました。(市川)

 

写真1:実習の様子1

写真2:実習の様子2