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就職セミナーを実施しました

地域文化学科では、今年も夏休み前に、学科2回生向け就職セミナーを実施しました。このセミナーは、まだ就活に本格的に取り組みはじめる前の段階の学生たちを対象とした「就職活動の第一歩」をテーマとする講演会です。講師は、日頃より滋賀県立大学の学生たちの就職活動をご支援くださっておられる、学生支援センター特任教授の高松徹先生です。講演では、最新の就活事情を踏まえつつ、滋賀県立大学の学生が取り組んでいる就職活動の実情を前提としたお話を聞くことができ、就活というものをより身近で具体的に捉えられる機会となりました。(金)

 

説明会の様子

 

説明会の様子


人間文化セミナー「現代韓国社会とジェンダー―韓国フェミニズム恋愛小説『僕の狂ったフェミ彼女』を読む」開催

7月21日に人間文化セミナー「現代韓国社会とジェンダー―韓国フェミニズム恋愛小説『僕の狂ったフェミ彼女』を読む」を開催しました。

 

近年韓国フェミニズム文学が注目を浴びていますが、今年3月に日本語訳が出版された『僕の狂ったフェミ彼女』(イースト・プレス)はSNSを中心に大きな反響を呼んでいます。

今回著者のミン・ジヒョンさんをお招きし、翻訳者の加藤慧さんとはオンラインでおつなぎし、本書の内容や韓国におけるジェンダーをめぐる問題についてお話を伺いました。またセミナー後には、著者のミンさんのサイン会が大学生協主催で行われました。

 

今回はコロナ感染防止の制限のため学生・教職員が対象でしたが、参加者は160名程度となりました。半数近くは事前に小説を読んで参加してくれましたが、この小説で初めてフェミニズムというものを知ったという学生も多く、小説や今回のセミナーを通し自分自身のジェンダー観を見なおす機会となったようです。

本学科にはジェンダーを研究されている先生が複数いらっしゃるので、学生にはぜひ今回の気づきを学問的にも深めていってもらいたいと思います。

わたし自身はジェンダーを専門としていないためセミナー準備は大変でしたが、非常によい勉強になりました。(木村)

 

1:人文セミナーの様子①

2:人文セミナーの様子②

3:サイン会の様子

 


おもちゃ映画ミュージアムへ行きました

京樂ゼミ(日本文化史)の2回生・3回生・4回生で、前期のフィールドワークとして、京都にある「おもちゃ映画ミュージアム」へ出かけました。西陣織の染め屋だった京町家を改装した、素敵なミュージアムです。

まずは、映画の仕組みを学び、実際のおもちゃ映画を手回し映写機で拝見しました。ちょうど映画『祇園祭』に関する企画展示があり、1968年公開の映画について学ぶことが出来ました。

その後、研究用に編集された映画『祇園祭』を拝見し、時代映画の製作とその成果について太田米男先生に教えて頂きました。

なお、映画『祇園祭』では、滋賀県でもロケが行われました。大津馬借の本拠地という設定で野洲川河口の葦の群生地が映り、当時の自然環境についても思いをはせることになりました。

貴重な映像を見せて下さいました太田米男館長と太田文代さんに感謝を申し上げます。

(京樂)

 

映画の仕組みを学ぶ

おもちゃ映画を見る

 

企画展示を見る