ブログ

2022年度の荒神山古墳群発掘調査が終了

春休みから続けてきた2022年度の荒神山A支群1号墳の発掘調査も先月でなんとか一段落となりました。4月15日に開催した現地説明会では、雨天にもかかわらず130名余りの方々にご来訪いただき、今回の調査成果を佐藤・金ゼミ(考古学)の学生たちから詳しく報告させていただきました。

 

横穴式石室の内部は当初の想定よりもずっと大量の土砂に埋もれていました。その石室にたまった土を除去すると、石仏が立ったままの状態で出土しました。この古墳の石室は、中世から近世にかけて、信仰の場として二次的に利用されていたのです。まったく予想していなかった石仏の出土に、掘ってみないとわからない、発掘のおもしろさを噛みしめたのでした。(金)

 

石仏の発見

 

現地説明会の様子

 

発掘調査風景


5/30 大学院人間文化学研究科地域文化学専攻説明会の開催

滋賀県立大学大学院人間文化学研究科地域文化学専攻は、このたび大学院進学を考えている方に向けて、説明会を実施いたします。

説明会では、日本・歴史文化論部門、日本・現代地域論部門、国際文化論部門の内容や研究指導、本大学院で研究可能なテーマ、修了後の進路について説明します。

今回の説明会は、学内・学外を問わず、どなたでも申込可能です。

参加をご希望の方は、下記リンクまたはQRコードからお申し込みください。

説明会のチラシはこちらからダウンロードしてください。

 

日時:2023年5月30日(火)16:30~18:00

場所:滋賀県立大学人間文化学部D0棟2F  D0-202会議室

申込期限:2023年5月23日(火) 17:00

問合せ先:人間文化学部長控室 shc-hikae@office.usp.ac.jp

申込用リンク https://forms.gle/q81koMsUh5HdM9Kg8


新学期、スタートです!

4月7日に入学式が行われ、地域文化学科では、学部生65名、大学院生5名のみなさんが入学されました。当日は、あいにくの天気ではありましたが、式の後、新入生オリエンテーションがあり、新学期に向けてのさまざまな説明を受けていました。

 

翌週、4月10日からは新学期がスタートし、学部1回生は必修科目である「人間探求学」をさっそく受講していました。この講義では、大学での学習方法や学生生活に必要な知識を身につけることを目標に半年間学んでいきますが、新学期スタート直後ということもあり、みなさん、やや緊張気味の表情が多いように感じられました。

 

大学生活の4年間で、どのようなことを学び成長していくのか、新入生のみなさんの今後が楽しみです。(石川)

写真1:新入生(学部)学科オリエンテーション

写真2:講義風景