国際会議参加報告

8月25~27日にソウルで行われた第3回「日本・中国・韓国における国史たちの対話の可能性」円卓会議「17 世紀東アジアの国際関係―戦乱から安定へ―」に参加してきました(http://www.aisf.or.jp/sgra/research/kokushi/2018/10227/)。

なぜソウルで行われたかというと、今回は豊臣秀吉の朝鮮侵略(倭乱)と、それから程なくして起きた清の朝鮮侵略(胡乱・こらん)が中心的な話題であったため、その舞台となったソウルが開催地として選ばれたということのようです。

私はこの国際会議に「胡乱」の研究者として招いていただき、日中韓の研究者の方たちと交流することができました。最終日にはスタディー・ツアーとして、スタッフ、参加者とともにソウル東南に位置する南漢山城を訪問しました。折からの台風の影響で天気は下り坂でしたが、みなさん元気に城歩きを楽しんでおられました。(鈴木 開)

写真1 会議の様子

写真2 清軍と朝鮮軍が対峙した南漢山城北門