【研究分野紹介】保存修景
専門が「保存修景」の石川慎治です。「保存修景」という言葉をあまり聞いたことがないと思いますが、文化遺産や歴史的景観の価値を評価し、現実社会に蘇生させ、その活用を図るための計画を「保存修景計画」といいます。
私のゼミでは、伝統的な建造物やそれらで構成される町なみ・集落を対象に、その保全・継承のあり方について模索しています。これまでにも、学生と一緒に、建造物や町なみ・集落における文化財指定のための調査を行ってきました。また、かつて存在していた建造物を復元しながら、当時の歴史的景観を探る活動も行っています。このような活動を通して、地域の文化遺産を発見し、まちづくりに活かしている卒業生もいます。
【写真1】 近影
【写真2】 伝統的な建造物の調査風景
【写真3】 コンピュータを使用した製図風景