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文楽を鑑賞しました

4月7日、日本近世史のゼミで、国立文楽劇場の「4月文楽公演」を鑑賞しました。演目は「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」です。ゼミ生に、自分が研究している時代の言葉の遣い方や雰囲気を感じとってもらうとともに、当時の人々が受容した文化に対する理解を深めてもらいたいというねらいです。太夫の語りに引き込まれましたが、人形が次第に人間のように見えてくる人形遣いの技法にも、感嘆しました。やはり文楽は面白いですね(東幸代)。


卒業式が行われました

3月21日に地域文化学科、地域文化学研究科の卒業式がおこなわれ、卒業生、大学院修了生に学科長より学位記が授与されました。

卒業式終了後はそれぞれの指導教員の研究室や実習室で4年間の思い出話に盛り上がっていました。

夕方からは卒業生主催の謝恩会が彦根キャッスルホテルで開催され、教員一同、楽しいひとときを過ごさせていただきました。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。いよいよ社会人です。皆さんの活躍を大いに期待しています。ぜひまた母校に遊びに来てください。頑張れ!(中井均)


東阿閉のオコナイ調査

211日に長浜市東阿閉のオコナイ調査を学生とともにおこないました。オコナイは1月から2月にかけて村々でおこなわれる伝統行事で湖北のオコナイは大きな鏡餅や綺麗な餅花が作られるのが特徴です。東阿閉の餅つきや直会行事はヤンマーの創始者が建てた立派なドイツのお城のような公民館でおこなわれます。マイダマと呼ばれる餅花には住民のみなさんが詠んだ和歌や川柳がつけられます。完成した餅やマイダマをもった一行は集落のなかを通って神社にそれを奉納します。行事の間に住民のみなさんにオコナイの変化や立派な公民館のお話をたくさんうかがいました。(市川秀之)