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地理学ゼミ「お取り寄せ」報告会&実食会(2019年度)

米沢牛報告 愛宕梨報告 米沢牛 愛宕梨

地理学ゼミでは、教員(筆者)の専門が食べ物を中心とする産業地理学であることから、「めったに食べられない各地の名産品について、産地のことをしっかり勉強し、そのうえでお金を出し合って取り寄せ、実際に食べてみる」という取り組みをおこなっています。ゼミ内コンペで決まった2019年度のメニューは、メインディッシュが山形県の米沢牛,デザートが岡山県の愛宕梨(あたごなし)です。

2020年1月28日(火)に、数カ月にわたった勉強の成果を発表する報告会とみんなが楽しみにしていた実食会を開きました。米沢牛班と愛宕梨班による熱のこもった報告のあと、米沢牛は焼肉で、愛宕梨はそのままで、それぞれ美味しく、かつお腹いっぱいいただきました。愛宕梨はサイズが大きい品種のため、食べきれなかった分はみんなで分けて持って帰りました。(塚本礼仁)


韓国の城郭フォ—ラムに参加しました

南漢山城 水原水門 水原八達門 水原フォーラム

12021日に韓国の水原で日中韓3ヶ国による城郭国際フォーラムが開催され、日本城郭の本質的価値についての発表をおこなってきました。会議では韓国の2つの世界遺産である南韓山城と水原華城の見学がありました。延々と城壁を巡らす構造は日本の城郭とはまったく異なるものです。いずれも城壁内には王が戦いの際に住むための行宮と呼ばれる宮殿が置かれており、首都からの避難施設として構えられた城壁であったことがうかがえます。さらに城壁内には都市が囲い込まれていますが、これも日本の城には見られない構造です。また、世界遺産としての修復や維持管理がおこなわれており、構造だけではなく、保存活用に関しても大変参考になった見学会でした。(中井 均)


妙法寺の勧請縄

妙法寺勧請縄設置 妙法寺勧請縄調査

1月12日は各地でさまざまな行事がおこなわれた日でした。民俗学ゼミでは朝6時半から甲賀市稗谷のおこない行事、午後から東近江市妙法寺の勧請縄行事を見学しました。勧請縄はしめ縄にさまざまな飾りをつけたもので滋賀県では神社の鳥居にかけることが多いのですが、妙法寺では集落の入り口2か所にかけます。朝から当番の班の人がでて縄をない、昼過ぎにはクレーン車などを使ってかけられました。集落のみなさんは非常に親切に学生の質問にもお答えいただきました。またこの集落には地域文化学科の1回生も住んでいて行事に参加していました。(市川秀之)