3年ぶりのタイ実習
文化人類学ゼミでは、2022年9月に10日間ほど、有志でタイに行ってきました。今回、タイ華人の宗教やコミュニティと、スコータイやチェンマイの歴史遺産の保護と活用について学ぶことを目的に掲げました。タイで華人は同化した、うまく融合したと言われますが、私の目には中国由来の信仰であっても、タイ現地のものとして受け入れられているようで、文化要素を分類することの困難さを感じました。学生たちは、コロナ禍で知的な刺激を得る機会が限られていたことに改めて気付き、タイでの実習を経てさらなる学習欲がかき立てられたようです。今後もコロナの感染状況をにらみながら、海外での実習を計画していきたいです。(横田)
写真1枚目 バンコクのチャイナタウンにある天華医院廟 タイでは宗教施設が福祉の一環で病院や救急医療を提供している。
写真2枚目 スコータイ歴史公園
写真3枚目 チェンマイのドイステープ寺院にて