東近江市埋蔵文化財センター、能登川博物館の見学
前期も後半に入り、専門課程の授業も佳境に入ってきました。
佐藤・金が担当する考古ゼミでは、前期・後期にそれぞれ2回、発掘調査現場や埋蔵文化財センター、博物館の見学を行っています。今回は東近江市埋蔵文化財センターさん、東近江市能登川博物館さんの見学をさせていただきました。
見学に際しては、埋蔵文化財センター所長・博物館長を兼務しておられる杉浦隆支さんのご案内で、座学での講義とバックヤード見学、博物館見学をさせていただきました。
博物館の見学では、展示内容だけでなく博物館の設立趣旨、ボランティアさんとの連携、図書館との連携など、展示以外の要素も多くご説明いただきました。学芸員を目指す学生にとって、博物館関係の授業で学んでいたことが、実際に運用されている姿を目の当たりにしたことは、大いに刺激となったことでしょう。
大学の授業で学んだ知識はそのままでは身につきません。実践の場を体感して初めて本当の知識になる、そんなあたりまえのことを、改めて教えていただいた一日でした。杉浦館長さん、東近江市さん、ありがとうございました!(佐藤)