海外研修@韓国と荒神山古墳現地説明会

 年度末、年度初めの考古学専攻は大忙しです。

 年度末には隔年で韓国と中国への海外研修を開催していますが、今年は3月26日から30日にかけて、韓国南部を中心に回りました。名将加藤清正が設計した蔚山倭城(うるさんわじょう)や、世界遺産に登録されている海印寺大蔵経板殿、木浦の国立海洋遺産研究所など、それぞれ学生の研究テーマと関連する場所を巡り知見を深めました。

 帰国してからまもなくの4月12日には、毎年3月に発掘調査を行っている荒神山古墳群の現地説明会を彦根市さんと共同で開催しました。当日は好天に恵まれ、90名前後のご参加をいただき盛会のうちに終えることができました。荒神山古墳群の発掘調査も3年目に入りましたが、まだまだ実態を明らかにできておらず、調査を継続していく予定です。

 慌ただしくも楽しい季節、次は6月22日に「彦根考古学ミーティング」を開催します。ぜひ皆さんも参加してくださいね!(佐藤亜聖)

【写真1】韓国研修 国立海洋遺産研究所にて

 

【写真2】荒神山古墳群現地説明会風景