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2021年度・卒業式(学位記交付式)が行われました。

3月21日、本学の卒業式が行われました。

新型コロナ対策を十分に講じた上で、地域文化学科では学位記交付式を行い、55名の卒業生を送り出すことができました。

 

今回卒業されたみなさんは、大学生活の半分を新型コロナ対策の中で過ごさねばならず、大変な思いをされたと思います。
そのような状況であったにもかかわらず、この日を迎えることができて、学科教員一同、大変うれしく思います。

 

4月からはそれぞれに新しい生活が待っていると思いますが、みなさんのご活躍を心よりお祈りしています。

 

写真:学位記交付式後の記念写真(地域文化学科)

 


滋賀県立男女共同参画センター情報誌に掲載されました

京樂ゼミの3回生たちは、滋賀県立男女共同参画センターでユース・リーダーとして活動しています。

 

今回、その活動が情報誌(第41号、2021年10月)に掲載されました。テーマは「生理の貧困」です。滋賀県立大学においても、女子トイレで生理用品を入手できるようになりました。身近にある貧困問題、アンコンシャス・バイアスに気づける人になろうと、ゼミ生たちは頑張っています。

 

情報誌次号には、京樂のエッセイが掲載されます。情報誌は県内各所で入手できます。是非、ご覧下さい。(京樂)

 

 


地理学ゼミ 2021年度お取り寄せ報告会

地理学ゼミでは、指導教員(塚本)が食べ物の産地の研究をしていることから、「希少または高価でなかなか食べられない名産品について、産地のことをしっかり『勉強』し、皆でお金を出し合って品物を取り寄せ、実際に食べてみる」という取り組みを毎年おこなっています。コロナ禍により昨年度はやむを得ず中止にしましたが、今年度は調理込みの実食会を省き、加工品を取り寄せて各自持ち帰るというかたちにして復活させました。ゼミ内コンペで決まったメニューは、メインディッシュが福井県の「越前がに」、デザートが長野県産りんごの「シナノゴールド」です。

 

2022年1月25日(火)に、数か月にわたる『勉強』=産地調査の成果を披露する報告会を開きました。かにチーム・りんごチームそれぞれの熱のこもった研究発表のあとは、いよいよ産地から届いた品物のお披露目へと移ります。

 

「越前がに」は福井県の漁港に水揚げされる雄のズワイガニです。爪につけられたGI(地理的表示保護制度)マーク入りの黄色いタグが目印で、数あるブランドがにの中でも抜群の品質と知名度を誇ります。今回はゆでがに2杯を取り寄せ、教員が解体し、皆で分けました。後日談によると、身はもちろん、その濃厚なかに味噌が、若い大学生にも好評でした。

 

「シナノゴールド」は長野県で開発された黄色系りんごです。食味・食感ともに国内市場での評価が高く、さらにはライセンス契約を結び、黄色系りんごが珍重されるヨーロッパでも生産・販売されています。今回は生地やソースにシナノゴールドを使ったレア・チーズケーキを取り寄せました。実際に食べると・・・? 良い意味で、ぜひお試しください。(塚本礼仁)

 

写真1 かにチームの研究発表

写真2 越前がに

写真3 りんごチームの研究発表

写真4 シナノゴールドを使ったレア・チーズケーキ