東アジアの同性婚、LGBTをめぐる座談会

1月28日、「地域文化演習Ⅰ」の交流系ゼミでは、留学生をお呼びし、同性婚、LGBTをめぐる東アジア各国の状況と今後について座談会を行いました。李冠瑩さん(台湾出身)、ツェゲルさん、ゾローさん(いずれもモンゴル出身)が、同性婚やLGBTの人権をめぐる法的保障や世論、LGBT教育や性教育の必要性について話してくれました。各国の状況を比較し、それぞれ許容度の差には歴史的にどういったことが寄与しているのか、討論しました。留学生から日本人学生に対しては、日本の伝統芸能に異性装の役者が出てくる理由や、ボーイズ・ラブの漫画をどう思うかなどの質問がありました。同世代の若者が同性婚、LGBTの議題に関して積極的な姿勢を示していることに、大いに共感を得たようです。(横田祥子)