美術史ゼミで学外実習に行ってきました
11月19日から21日まで2泊3日で恵那、松本方面に学外実習に行きました。恵那の中山道広重美術館では、明治期に新しく創作された「新版画展」を見ました。伊東深水の描いた「近江八景」のうち「粟津」「唐崎」などが歌川広重の近江八景の絵と並べて展示されており、それぞれの特質を知ることができました。松本では、開智学校や松本城、丸山太郎が民芸運動に心酔し収集した作品を展示する松本民芸館などを見学。またそこから足を伸ばし、戦没画学生の描いた作品を展示する無言館、安曇野ちひろ美術館、碌山美術館も訪問しました。その土地にその美術館があることの意味を考えながら、たっぷりと美術品に触れることのできた3日間となりました。(亀井若菜)