環琵琶湖文化論実習3班「地域資源としての文化遺産をいかに活用していくか」

金(考古学)と櫻井(社会学)が担当する「環琵琶湖文化論実習」3班では、「地域資源としての文化遺産をいかに活用していくか」をテーマに、フィールドワークを実施しました。

竹生島や朽木を歩き回ったり、滋賀県文化財保護協会で土器を洗う体験をさせていただいたり、安土城跡を登ったり、忍術屋敷のからくりに驚いたりと、盛沢山の内容となりました。

 

大変だったのは、予想外の事態でスケジュールの変更を余儀なくされたことでした。

もともと長浜港から竹生島に渡ったあと、竹生島から今津港に渡るという琵琶湖横断ルートを予定していました。しかし、台風の影響で竹生島から今津に行くことができなくなり、急遽、竹生島から長浜へ引き返し、陸路で高島市を目指さざるをえなくなりました。これだけでは終わりませんでした。2日目には高島市から大津市にある滋賀県文化財保護協会に向かったのですが、そのルート上で交通事故が発生し、バスでは迂回することもできなかったため、高島市から長浜市に引き返し、高速道路を使って大津に向かうという、予定とは真逆のルートをとらざるをえなくなってしまいました。

 

そんなハプニング続きの実習でしたが、こうしたことも含めて実習であると改めて実感いたしました。ご協力いただきました地域の方々、急なルート変更にご対応くださったバスの運転手の方々、本当にありがとうございました。(櫻井悟史)

 

写真1 竹生島での集合写真

写真2 滋賀県文化財保護協会での土器洗い実習

写真3:安土城跡に登る前の学生のレクチャー