2021年7月28日

人間探求学 レポートの書き方

人間探求学の最後の回は、レポートの書き方についての講評でした。

近年は、大学の建物についてレポートを書いてもらっています。

実際にフィールドワークをして、文献調査もして、着眼点を得てレポートに取り組みます。

山田先生による、例えば法隆寺に大学を置き換えて考えてみることや、テーマの掛け算により独自性をあげる方法など、わかりやすいレクチャーをいただきました。

良かった学生のレポート3名を取り上げて、具体的にどこが優れていたのかも解説いただきました。

後半、横田先生からは、自身の学生時代のレポートまでお見せいただき、いかに推敲(文章をよくしようと何度も考え、作り直して、苦心すること)が大切であるかの話をお聞かせいただきました。

生活デザイン学科は、制作課題も多いですが、レポート課題も多いです。

卒業制作でも研究レポートが課せられています。

物を作るだけではなく、ロジックで考えを組み立てる力を養っています。

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2019年6月17日

人間探求学2019

人間探求学では3,4人のグループに分かれて、9人の教員で少人数ゼミのような活動をします。

ある班では、彦根市内のキャッスルロード、足軽屋敷、四番町スクエアを歩き滋賀の代表的な物産と、建物を見ました。

芹橋地区の辻番所にて。

木村水産で小鮎や売り場について見学。

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2019年6月10日

レポートの書き方

6月10日の一年生の人間探求学では、レポートの書き方をしました。

今回は、「滋賀県立大学の建物について」というテーマを設けて、それについて書いてもらいました。

良いレポートとして選ばれた四人は、それぞれ視点が面白かったり、発見があったりするものでした。

毎日大学にいますが、これは気がつかなかったなと思うようなものもあり面白かったです。

山田先生、横田先生には一人一人に細かい添削をいれて返していただきました。

生活デザイン学科では、制作だけではなくこういった文章力にも力を入れています。

学外の学会などで発表する際には、ビジュアライズのレベルも高いし、論理的に文章も展開できるし周囲より驚きの声が上がることがしばしばです。

一年生から制作とレポートで大変な部分はありますが、確実に将来役に立つ技術をカリキュラムに取り入れています。

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2018年6月11日

レポートの書き方(人間探求学)

今年は生活造形基礎演習のポスター課題と連携させてデザイナーについて資料を調べて、レポートを書きました。

今日の人間探求学ではそのレポートの講評を横田先生にしていただきました。

LINEのような短文でのコミュニケーションに慣れている学生の多くは、本を読まない、文章を書かない暮らしになっています。

しかし、卒業研究でも必修で課せられる研究レポート・論文もありますし、

社会に出てからの仕事でも市場を調査し、アイデアを実現させるために企画書を書いて社内で通してゆくこと。文章を書くことを求められる職場はデザインの現場にも多くあります。

今から、少しずつ論理的で伝わる文章を書くことに慣れておくことは決して無駄ではありません。

そういうお話をしていただきました。

そういった意味で生活デザイン学科は、作ることも、文章を書くこともするので芸術系大学と比べると両方の脳みそを使わないといけません。

でも、そうやって鍛えられたことは、社会に出てからも大いに役立つと卒業生の多くは言っております。

一週間でレポートをやり直して再提出です。

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2018年4月8日

人間探求学

人間探求学では、新入生を3、4人のグループに分けて各教員に割り振ります。

入学して不安がいっぱいの学生ですが、少人数で質問しやすい環境から慣れていっていただきます。

 

この授業では、何をするかは各教員に委ねられていますが、南の担当班では彦根市内の売り場を調査し、簡単な什器を作ります。

彦根城前のいろは松駐車場の横にある土産物店にある1/6 fabricのコーナーを考えます。

商品は良いのに、売り方がいまいちでは売れるものも売れません。

現地で測量をして、どうするかまた次回考えます。

4回の授業内で宿題にせず終わらせるために手順良く進めなければなりません。

ちなみに去年にやったのは以下の写真です。

 

最初はまったく目立たない平置きでしたが、立体陳列で見違えるようになり売り上げにも大きく影響しています。

その什器は今年も彦根城内の物産館で活躍しています。

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