生活デザイン学科もこれまでたくさんの卒業生を輩出し、多くの方が社会へ出て頑張っておられます。
11月22日に、生活デザイン学科の卒業生で活躍されている方々をお忙しい中、お招きしまして、
在校生に向けて、現在の仕事の内容や、大学時代の話、就職活動に向けてのアドバイスをレクチャーして頂く機会を設けました。
今回は4年から6年前に卒業した卒業生5人にお越しいただきました。
みなさん、学生の頃とは全く違って、見違えるようにしっかりしていて先生方全員が驚いておりました。
社会に出て、様々な経験を積んでそこから発せられる言葉はとても生きたものでありました。
文房具メーカーに勤める卒業生は商品サンプルをたくさん持参し、学生にプレゼントしていただきました。
企業内で自分が担当した企画や、仕事を通して考えた事や、大学での勉強が活きた点などをとてもわかりやすくレクチャーしていただきました。
専門性を高める上で三分野あることが弱みでもある生活デザイン学科ですが、三分野学んだ事で仕事に役立ったというような話も多く聞かせて頂きました。
「専門学校の人の方が技術は高い。そうではない生活デザイン学科という場所で学ぶべきは頭を使ってデザインを考えるということ。クリエイティブな部分を学ぶ事が大学の強みである。」
「デザインという概念をわかりながら、デザイン以外の仕事をすることもとても大切なこと。そういう人が増えることが世の中をよくする。」
「時間を守る。きちんとした姿勢で聞く。言葉に相づちを打つ。前の席に座る。そんな誰にでもできる基本的なことがとても大切。見ていないと思ってみんな見ている。」
「体力。スピード。前向きな姿勢。時間管理の大切さ。」
「企業研究や業界研究をしっかりして、就職活動に望む事。」
こういった機会を設けるのは初めての試みでありましたが、これから就職活動が始まる学生にとっても、教員にとってもとても有意義な時間でした。
忙しい仕事の合間をぬって来て頂いた卒業生のみなさんありがとうございました。
更なるご活躍に期待します。(南)
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