2017年7月28日
道具デザイン演習1「時を感じる」
道具デザイン演習1の後半は佐藤延弘先生による出題です。
2017年7月26日にその課題の最終講評会でした。
「時を感じる」をテーマに学生たちは様々な可能性を探りました。
紙に書いた文字インクを再度、インクに戻して雲のように固めて水の入った瓶に詰めるなど。
トイレットペーパーの芯に絵の具と油を混ぜて付着させるなど。
膨らんだ風船にボンドをかけて風船をしぼませて脱皮させるなど。
よくそんな事を思いついたね。と思うような、実験的で、発明のような課題でした。
どれも、美しく興味をひくものが多かったです。
やってみてうまくいった学生、そうでない学生もいたとは思いますが、各自が試行錯誤したプロセスは貴重な宝ものです。
高得点だった上位三名には佐藤先生より佐藤先生の作品が副賞として贈られました。
おめでとうございます!
もう一歩だった人も、是非、ここで夏休みに突入せず、やり直して作品集に良い形で入れられるようにしてください!
[道具デザイン演習]
2017年7月19日
道具デザイン演習Ⅲ 時計のデザイン
三年生前期で受講する、道具デザイン演習Ⅲでは「掛け時計」が出題されました。
素材は自由で、革、樹脂、木、真鍮まで様々です。
どれもシンプルでインテリアにあって違和感のない売れそうなデザインが多かったです。
[道具デザイン演習]
2017年7月18日
鍋敷き販売会 in 多賀SA
道具デザイン演習1で制作しました、多賀町産材を用いた鍋敷き。
多賀町産の杉ということで素材を縛り、二個作るということで、自ずと工程や作りやすさにも制限ができました。
学生らしい作品というよりは、非常に現実的な商品に近くなったと感じています。
これは、良いのか悪いのかですが、そんな制約の中にもデザインの幅があり、小さなR一つにもこだわってデザインや造形というものを考えて欲しいという想いがありました。
全員のPOPを掲載します。
先日、大学に見学に来られたNEXCO中日本の方々も、学生の作品だからと期待されてなかったと思われますが、この完成度に驚かれて帰られました。
今回、学生にも実際に値段をつけて販売するという試みをしました。
2017年7月18日に多賀SAで販売会を実施しました。
みな、それぞれ良いものになったと思います。
売り場の設営や接客までやります。値段も自分でつけます。
その土地の材料で作ったものを、値段をつけて、その土地で売る。そんな実践的で地域を巻き込んだ課題です。
おかげさまで数時間で完売しました。
[道具デザイン演習]
2017年6月1日
「えんとつ町のプペル展in長浜」道具演習Ⅲ
「えんとつ町のプペル展in長浜」が開催されます。その展示計画やサインなどを生活デザイン学科の道具デザイン演習Ⅲで担当しました。
3月からアイデアを出し合ってこのプロジェクトを進め、大きなえんとつや、提灯のサインなど、訪れたお客さんがより絵本の世界を楽しめるような仕掛けをたくさん用意しています。会場設営は、6月1日と2日に行います。
そして、完成しました。
木之本の会場です。
駅から会場まで誘導するサインも。
馴染みすぎてサインになっていない?
会場のエントランスも力作です。
連日大盛況になりました。
[道具デザイン演習]
2016年5月18日
道具デザイン演習Ⅰ
道具デザイン演習Ⅰでは「用の美のなべしき」のデザインを課題に行っています。
今回は、初めての道具演習でしたが、プロダクトだけではなく、パッケージ、ロゴ、リーフレットまで含めたものを課題にしています。
商品単体のみではなく、その周囲までブランディングしないと売れる商品にはなりにくい世の中になってきています。
そういった複数の領域を柔軟にやっていいけるのも生活デザイン学科の良さでしょう。
その分大変ですが、全体を見ていくことの必要性は非常に高まっていると感じています。
先日は鍋敷きの「パッケージデザイン」の提出日。
少しづつ積み上げで完成させていきます。
どのようなデザインでも形にはできます。一点物であれば。
ただ、頑張って形にしているだけでは評価できません。
いかに、コストや生産方法を考えて合理的にデザインできているかが重要です。
良いデザインは、作り方も無駄がなく、シンプルなものです。
鍋敷きの良さを引き出した良いデザインがたくさんありましたね。
最終講評の時には、リーフレットまで完成して、公開プレゼンテーションをしてもらいます。
<南>
[道具デザイン演習]