2020年10月30日
道具デザイン演習2 ホイル紙を使ったデザイン
今年もヨシモリ株式会社様のご提供でメタリックな紙を使った課題をしました。
素材の特性を生かすということで、この紙であるからできることを考えてもらいました。
今年は、良い紙の提供が多く、綺麗な作品につながったのかもしれません。
そして、工作的な作品が少なく、量産も視野に入れた提案が多かったように思います。
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2020年10月30日
今年もヨシモリ株式会社様のご提供でメタリックな紙を使った課題をしました。
素材の特性を生かすということで、この紙であるからできることを考えてもらいました。
今年は、良い紙の提供が多く、綺麗な作品につながったのかもしれません。
そして、工作的な作品が少なく、量産も視野に入れた提案が多かったように思います。
2020年9月2日
時を感じる
『ヒトとモノとをつなげる魅力的な感覚』
道具演習1の佐藤先生の最終講評会が行われました。
今回は、特定の用途を持たないもので心が動くものをバリエーション含め15個作るという課題。
商品としての完成度というよりは、その一歩手前でよい作品でありながら量産可能であるもの。
自分自身の感覚と向き合い、発見し、実験し、形にしなければならない課題でした。
見たことがあるものになってしまってはダメだし、かといって今までにないものを作ることも困難で、
限られた時間の中で魅力と感じたものを、自分なりに形にしてゆかなければならない困難さと格闘したことでしょう。
ろうそくを溶かして重ねた物体。使えないけど美しい。
ストローの組み合わせ、構成で作られたもの。
絵を描く際に使用したパレットを作品化したもの。
紙にしみ込むインクによるグラデーションの美しさを表現。
エポキシ樹脂のかたまりを空の色、月の色に見立てたもの。
モルタルの様々な表情に注目した作品。
コーヒーミルクポーションの形を転写したカラフルなもの。
もんじゃ焼きの土手から流れ出ることに着目したもの。
プラ板の自然な曲がり方に着目した作品。
机一枚につき一人の作品を並べてのプレゼンテーション。
簡易で優れたパッケージの中には木の棒にマーブリング。構成力が高い。
紙をちぎって固めたもの。ラムネのような色合いが素敵。
身の回りの何気なくも、豊かな発見から多くの作品が生み出されていました。
優秀作品には、佐藤先生より賞が送られました。選ばれたのは、水口久海さんと中谷華世さんです。
2020年8月31日
今期の道具デザイン演習3は、3年生の授業でそのほとんどが遠隔授業となりましたが、木製の子供椅子が課題でした。
大学にも来れない中、機械も使えない中、各自でホームセンターを使ったり、工夫して制作しました。
従来からですが、本学は総合大学であり芸術大学のように工房も充実していないので、地域の木工所や銘木屋さんに頼ったり、
様々な地域との関わりの中で学生が課題や卒業制作を行っています。
全て大学の中で完結してしまわない事が、大学の枠と学生の活動の枠を地域に広げており、滋賀県立大学の特徴とも言えます。
みんな、家具製作も初めてで、合板と無垢材の違いもわからないような状態から、実際に椅子を作り上げる事の困難さを学んだことでしょう。
そして、また10月に彦根市内のギャラリーで展示を予定しています。
以下に、履修者全員の作品をご紹介します。
2020年2月4日
道具演習2の最終課題はおみくじのデザインでした。
2019年12月30日
道具デザイン演習2 秋田道夫先生の今年の出題テーマは「鍛える」でした。
昨年の2倍、過去最高の24名の受講生となりました。
全8回のうち7回を南先生が担当し(そのうち1回は印南先生)最終講評は秋田先生という授業で、道具デザイン演習2最大の山場です。
受講生である2年生は最終発表のために入念に準備してきました。
「鍛える」というテーマを各自解釈して、バランスを鍛えるもの、体幹を鍛えるもの、目を鍛えるもの、筋力を鍛えるものなど様々な提案が出ました。
学生は、プロダクトとして実用に耐えるものを作っている人もいれば、パッケージや取扱説明書まで作る人もいます。
いつになく、プレゼンテーションパネルのレイアウトは凝っている人が多かった気がします。
実際に使っている風景をプレゼンするために友人に協力してもらったりしてプレゼンテーションが行われました。
投票で選ばれた優秀賞の3名には、秋田先生より80mmがプレゼントされました。秋田先生、ありがとうございました。
以下は、作品の写真です。