2019年7月26日

石膏を使ったタイルのデザイン

生活造形基礎演習の最後の課題は、石膏でタイルを作りました。

各自で型を作って来てもらい、今日7月26日の授業で石膏を流し込みます。

学生が初めて体験する石膏です。

どれだけ石膏を水に入れたら良いのか悩みつつ。

石鹸水を離型剤として型に塗ります。

型に転写されて脱型された石膏にあちこちで歓声があがりました。

自分の作った作品が生まれる瞬間です。

それぞれ上手にできた人、うまく行かなかった人様々でしたが、良い経験になったと思います。

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2019年7月14日

躍動するfolly 

「躍動」を立体構成で表現する課題でした。

follyとは特定の用途を持たない建築のことを言いますが、follyの解釈が難しかったようです。

色彩でも、動きのある配色というのができますし、

形態でも、動きのある構成というのができます。

それらを組み合わせて躍動感のある造形を考えてもらました。

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2019年6月14日

半賀状

半賀状のデザインを講評しました。

半賀状とは、一年の半分の7/2を祝うカードのデザインです。

一年も半分が終わろうとしています。

これは、東京ミッドタウンで開催された展覧会のテーマです。

その時は、クリエイターの作った半賀状を展示するというもので、教員の南先生も招待作家として出展しました。

今回の優秀者。

おせちの箱に、半分食べてしまって、これから残っているイベントを描いた作品が秀逸だと思いました。

切符を模したデザインで時間の長さを描いたものも面白いです。

 

授業時間では、スチレンボードの切り方を練習しました。

みんな慣れない素材相手に頑張っていました。

来週は立体構成です。

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2019年5月31日

釜炊き粉石鹸のパッケージデザイン

2019年5月31日

一年生の生活造形基礎演習では、BIWACCAの釜炊き粉せっけんパッケージデザインでした。

パッケージもリサイクル可能にこだわって牛乳パックを用います。

全体的に、似たような色合いが多く、団子状態でしたが、もっと遠くからでも目を引く強さがありながらも、環境に良さそうな感じのする優しさを兼ね備えたデザインを望みます。

教員とクライアントのBIWACCAさん合わせて投票し、4票入ったのは綺麗で完成度の高い作品でした。

黄土色の手作り感溢れるパッケージも面白いと思いました。

アイコン的に石鹸に関係するモチーフをグリッド上に散らした案も良いデザインでした。

今日の講評をもとに次週までにブラッシュアップします。

優秀者にはBIWACCA特製景品が出ますので頑張ってください!

ーーーーーーーーーーーーそして一週間ーーーーーーーーーーーー

2019年6月7日

一週間後、石鹸のパッケージデザイン最終プレゼンでした。

今回は、モデル+プレゼンボードの提出です。

みんな頑張ってこの一週間で、かなりブラッシュアップされていました。

ボードには500mlと他商品(セスキプラス、洗濯のリンス、酵素系漂白剤)のバリエーションも描かなければなりません。商品単体ではなく、ブランド全体を視野に入れた提案が求められます。

バリエーションは絵で良いと言いましたけど、モデルを作っている人が大多数でした。つまり5個のモデル+ボードまで一週間で作って来てくれて、そのやる気に感動しました。

最高得票3票の2作品です。完成度高いです。

今日、クライアントのBIWACCAさんには、最優秀を決めて賞状と景品もご用意いただいていましたが、本当に甲乙つけがたく最後は5点の作品をお持ち帰りいただき、後日の結果発表という事になりました。

BIWACCAさんも、一年生だからそんなに期待されておられなかったようですが、レベルが高く驚かれていました。

読売新聞から記者さんもこの産学連携プロジェクトを取材にお越しいただきました。

取材を受ける学生とBIWACCAさん。

その後、2019年10月に結果発表が行われました。
選ばれたのは恒松詩南さんの作品です。
BIWACCAのマークをセンターに入れたり、多少のブラッシュアップを経ました。
商品化が待ち遠しいですね。
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2019年5月24日

色の帯・色の円 2019

今日は色の帯・色の円の提出でした。

どれだけ時間をかけるかがものを言う課題です。

単純なようで難しい課題です。

絵の具に対する水の量をわかってない人が多く、授業後に実演しました。

パレットの端に筆で押し当ててすぅーと返ってくるくらいの粘りです。

コーラみたいだと水の入れすぎです。

教員が調合すると、みんな「塗りやすい」と驚きの声。

これだけで、作業効率と仕上がりが違ってくるものですね。

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